第八ブログ

2018.07.03

事故物件の当事者になったらまず何をすべきか?④

 おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。スーパーに買い物いくとだんだんとサイズが大きくなってくるゴーヤに夏が来た!と感じます。(笑)ゴーヤ美味しいですよね。

さてさて、「事故物件の当事者になったらまず何をすべきか?」シリーズでブログを書いていますが、本当は全1回程度の内容にまとめようと思っていたのですが、いかんせん自分に文章を読みやすくまとめる能力が不足していて、今回で4回目となってしまいました。

もう少しだけお付き合いください。

今回は事故物件の当事者が相続放棄を選択したけれども遺品整理をしなくてはいけないといった状況での対処の仕方について書いていこうと思います。

相続放棄したけれど遺品整理もしなくてはいけない方へ

相続放棄をした相続人は相続放棄が受理されることで始めから相続人ではなかったこととなります。ですので、故人が有していた家財などに対してもなんら権利を有していませんので、勝手に遺品整理を行って処分したりしてはいけないこととなります。

ただ、相続放棄をされた方の中には「相続人兼連帯保証人」という立場の方がいます。この場合は相続放棄をして相続人としての地位を放棄したとしても、連帯保証人の立場で賃貸物件の原状回復などを行わなければならなくなります。

つまり、相続人としては遺品整理をしてはいけないけれども、連帯保証人としては遺品整理をしなければいけないといった、正反対の立場に立たされてしまうということです。

当然、相続放棄をしたからといって、遺品整理を放置してしまうと家主側から連帯保証人としての義務を履行しろと言われてしまいますので、遺品整理をしないといけないのは確かです。

ただ、相続放棄をした方がしてはいけない事の内容に「故人の財産処分」というものがあり、相続放棄をされた方が故人の財産を処分してしまうと、後々債権者等から相続放棄無効と言われてしまう可能性があります。

この相続放棄無効が認められてしまうと、せっかく相続放棄によって免除された義務、事故物件の当事者としての「原状回復義務」や「損害賠償の義務」といった義務が免除されなくなってしまい、多額の賠償をしなければいけなくなるといった可能性があります。

また、相続放棄の無効は賃貸物件の関係に留まらず、故人が消費者金融などから借金をしていたような場合はそれらの借金についても相続人として支払いを行っていかないといけなくなってしまう可能性があります。

ですので、相続放棄をされた方は遺品整理をしないのが一番安全ではあります。ただ、上で述べたように連帯保証人としての地位を有している方は遺品整理をしなくてはいけない立場でもありますので、相続放棄が無効とならないようにかつ、連帯保証人としての義務も果たせるように遺品整理を進めていく必要があります。


このケースの場合は一般の方には判断の難しい部分も多いですので、当事務所のように遺品整理専門で扱う士業や弁護士などの専門家に相談の上で遺品整理を実行していきましょう。


もし、それでも、自分たちで遺品整理を進めていくというのであれば、次の事に注意してください。相続放棄をした方が行っていけない故人の財産処分としては、何もゴミひとつ捨ててはいけないという訳ではありません。

債権者の方としては、故人の室内に残っている物を売却して借金の返済に充てたいと考えますよね。必然的に故人の室内に残っているもので必要になるものは、回収した後に売却できる物となります。

反対に言うなら回収しても売れないような市場価値の無いもの、いってみればゴミや市場価値の低い物などには興味もない訳ですから、こういった市場価値の無いものを相続放棄をされた方が処分したとしても相続放棄には影響がないと考えられています。

ですので、相続放棄をしたけれども遺品整理をしないといけないような方は、遺品整理の際には市場価値のある物は処分せずに、ご自宅やトランクルームなどを借りて保管し、それ以外の市場価値の無いもののみを処分していく方法を取るようにしましょう。

室内に残された荷物が少ないような場合は小さなトランクルームを借りて室内にあった物をすべてトランクルームに移動させて保管するということでも問題ありません。

相続放棄をされた方がしてはいけない事は「処分」であって、「保存行為」はしても問題ありませんので、トランクルームへ移動させるとか、ご自宅で保管するような行為は問題ありません。ただし、あくまで保存行為ですのでご自宅で保管するような場合に、回収してきた故人の家財を使用したり、ご自身の財産と混同してしまわないように注意が必要です。


また、状況によっては保管するのにお金が掛かるというケースもあるでしょう。上で述べたトランクルームを借りるというだけでもお金はかかりますし、故人の財産の中に自動車があったような場合は駐車場料金が発生することも考えられます。

故人の残した家財によっては、残っている家財の価額よりも、保管に要する費用の方が高くなってしまうということもあります。そうなってしまうと、保管に要する費用を故人の財産より支出したのでは、保管することで故人の財産がどんどん減ってしまうということになってしまいます。

であるならば、長期間そのままの状態で保管するよりも、いったん売却してまい現金で保管した方が結果的には故人の財産の減少を防ぐという意味で保存行為となりうるという考え方もできます。この辺は非常に判断が難しいところですので弁護士の先生などに確認した上で行動するようにしてくださいね。

相続放棄をした上で遺品整理を行いたい方へ

上で述べているように、事故物件の当事者になってしまわれた方の中には相続人であり連帯保証人となっている方や連帯保証人ではないけれど、家主になるべく迷惑を掛けたくないとお考えの方、また、事故が自分達の生活圏内で起きており、義務はないけれども放置しておくのは今後のご近所付き合いの上でも世間体が悪いといったように、義務はないけれども自分達が遺品整理をしていかなくてはいけないといった方々も大勢いらっしゃいます。

そうした場合は相続放棄も併せて遺品整理に精通している当事務にご依頼頂くことで、相続放棄をした上で可能な限り安全な遺品整理の方法をご提案させて頂きます。

相続放棄はするけれども遺品整理もしなくてはいけないといった方はご相談くださいね、

その他、関連記事

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントフォーム

カレンダー

«7月»
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31     

代表挨拶 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所

 
 おひとり様の安心を見守る
 死後事務支援協会

第八ブログ 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所

 引き取り手が無く困っている遺骨、骨壷について

 死後事務委任 遺品整理 名古屋
専門家が家族の代わりに葬儀や遺品整理を行う「死後事務委任契約」について


遺品整理で出てきた故人の大切な品々を無料で買取査定いたします。 

よくある質問 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所

自死・孤立死 賃貸物件判例集 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所

 賃貸物件で自殺や孤独死が起きた場合の対処法 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所

事故物件のリフォームもお任せください
自殺・孤独死等の事故物件専門のリフォーム工事

  • 相続放棄を予定している相続人の皆様へ 【名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所】
  • 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン超解 【名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所】
  • 退去立会いサービス実施中! 【名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所】

名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所 高齢者の為の移住・住み替えサービスパック

遺品整理のときにみんなが感じる相続の疑問Q&A 名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所
・銀行口座の凍結って何?
・故人の借金調査どうやるの?
・生命保険金って誰のもの?
・相続税って必ず払うもの?
そんな遺品整理や相続の際にみんなが疑問に思う所だけを集めたQ&A

名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所 孤独死確率診断チェック 

あなたは孤独死しやすい人?
自分の孤独死確率を知り、孤独死しない為には何が必要なのかを知りましょう!

  • オゾンの力で強力消臭!

  • 孤独死・自死現場の特殊清掃は最新の機器と専用の薬剤で素早く対応!

提携事業者様募集のお知らせ

関 連 リ ン ク

法テラス愛知愛知県弁護士会愛知県司法書士会愛知県行政書士会

名古屋の遺品整理生前整理専門の行政書士事務所 第八行政書士事務所へのお問い合わせはこちら:0120-018-264

第八行政書士事務所

〒456-0058
愛知県名古屋市熱田区六番
2丁目9-23-604
電話番号:052-653-3215
FAX番号:052-653-3216

対応エリア

名古屋を中心として愛知、岐阜、三重の遺品整理なら第八行政書士事務所へご相談下さい!
当事務所では遺品整理業務を専門として名古屋を中心に東京・大阪など全国でサービスをご提供させて頂いております。

名古屋の遺品整理生前整理専門第八行政書士事務所対応エリア
(無料見積りエリア)

ページの先頭へ