名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.06.03
他人事ではない孤立死(孤独死)
連日の暑さで睡眠不足気味な名古屋の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。暑いですね、これでまだ6月で梅雨前、、梅雨が明けてからが夏本番なんて、、、考えただけで溶けそうですね。
それはさておき、先日、以前に勤めていた不動産会社へ久々に行ってきた時の話です。私が伺った時にタイミング良く私が昔、担当させて頂いていた物件のオーナーさんが見えられていて話し込んでいたのですが、やはり自分の物件での自殺や孤立死(孤独死)の心配はあるそうです。私が担当する以前の話ですが、そのオーナーさんの物件で実際に自殺が起きたこともあり余計に心配されている感じでしたね。 幸いそのオーナーさん所有している物件はどれも学生向けのワンルームばかりですので、そうそう孤立死(孤独死)は起きないでしょうが、自殺はわかりません。一応そんな時に対応する大家さん向けの保険があることを説明してお別れしましたが、その後に事務の子から聞いた話しが衝撃的でした。それは私が以前担当していた大家さんが孤立死(孤独死)されていたということです。
大家さんが孤立死(孤独死)?っと思われるかもしれません。大家さんといえば一般的にちょっとセレブな感じで人付き合いも多く、地域の会合なんかにも出席されていたりするといったイメージがあるのではないでしょうか。その大家さんは男性の方で自己所有のマンションにお一人で住まわれていたのですが、大変物件の事を気にかけて頂き、本来管理会社が行うような仕事も率先してされている方でした。私もよく事務所でお話しをさせて頂き、今後の修繕などの参考にさせて頂いていたのですが、その方が孤立死、、、、、、 普段はご遺族から依頼を受けて遺品整理を行っていますが、知り合いが孤立死(孤独死)したとなるとその衝撃はかなりのものです。心からお悔やみ申し上げます。 幸いその大家さんは隣の住人の方が新聞が溜まっているのに気づき異常を察知して連絡をくれていたので、すぐに発見されましたが、この季節です、もう数日日数が経っていたらご遺体の損傷もあったかもしれません。そう考えると日ごろの隣近所との付き合いはやっぱり大切なんだなと感じさせられます。
今回の件で再度気づかされたのは孤立死(孤独死)問題は決して他人事ではないこと。そして、50代前後の年齢の人たちは周囲がまだまだ現役と思っておりあまり心配しておらず、ひとり暮らしだからと言って民生委員の方なども関わってくる年齢ではないことから、孤立死(孤独死)の危険がスポット的に発生する年齢層だということです。もし、今ご自身またはご家族、ご兄妹がその年齢層に該当してる方がいらっしゃれば、孤立死(孤独死)は決して他人事ではないことをしっかり自覚して普段より多めに連絡を取り合うなどして互いの安否を確認していきましょう。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
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