名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.06.04
ある夏の思い出
今日は雨?かなっという空模様の名古屋です。明日にかけて雨のようですね。最近カンカン照りで地面も私の肌も干上がっていましたのでちょうど良いお湿りになりそうです。慈雨の如く染みこんでくれることでしょう。遺品整理専門の行政書士事務所第八行政書士事務所の谷です。
さて、6月になると毎年のように思い出す現場がございます。それは愛知県の郊外にある商店街の一角での作業でもう5年くらい前になるでしょうか。誰も住まわなくなったお部屋の片付けのご依頼だったのですが、そのお部屋は商店街にある店舗も兼ねた場所でした。シャッター通りとまではいかないまでもポツポツと閉店されているお店がある通りです。依頼内容は店舗兼住宅の家財の片付けと別の部屋を倉庫として利用していたのでその部屋の荷物の片付けとのことでお荷物の量はそれ程たくさんあったわけではありません。
いつも通りスタッフ3人と近隣の店舗へと挨拶を済ませたあと作業を進めていました。1階の店舗兼住宅はすぐに片付けが終わったのですが、別の箇所にあった倉庫としてのお部屋が4階にあり階段での上り下りだった為、当日の気温も重なって私含めスタッフはかなりバテバテそろそろ休憩しないとなと思ってた時に、近隣の店舗のご主人様方が差し入れを持ってきてくださいました。「塩アメなめんさい」「お茶もあるで」「暑いから無理したらあかん」と皆さんの温かいお言葉が疲れた体に染み渡ります。 皆さんは私たちが片付けていた店舗のご主人とお知り合いだったらしく当時の思い出話しなどもたくさんお聞かせ頂いきました。
この季節になると必ず思い出すこの現場。商店街で営まれてきた人々の歩みと繋がりを感じさせてくれるこの現場、遺品整理という一種、人の死と隣り合わせの仕事ですが、一人の人生の締めくくりのお手伝いをさせて頂く仕事でもあります。この夏の現場のように人の温かさに触れるとこの仕事やってて良かったなと思えますね。
ちょっと思い出した夏の日の出来事でした。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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