名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.06.28
部屋の中で亡くなってるのは誰?
今日は少し曇り空の名古屋です。おはようございます。名古屋の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。
この時期になると麺つゆがマッハで消費されていきますね。ソーメンの時期が到来です。
私はきしめんも大好きです。ただ、名古屋人でありなから味噌煮込みはちょっと苦手だったりします
さて、昨日はエレベータの無い団地で3階のお部屋からひたすら荷物を下していたのですが、やっぱり階段作業はしんどい。特にこの歳になると体力がきつい(笑)その辺は若い頼りになるスタッフが頑張ってくれているので彼らに頑張って頂きましょう(けっしてサボってるわけじゃありませんよ)
作業終了後にスタッフと話していて、階段作業より大変だったある現場の話になりました。
それは、とある山中にある別荘で行った遺品整理の作業の話です。この現場は私が遺品整理に携わってすぐの頃の話ですが過去に大変だった現場ワースト10に入る現場です。(主に体力的な面で)
その現場は別荘の所有者からのご依頼だったのですが、なんとその別荘で亡くなっていたのは全くの赤の他人。どうも刑務所から出所してきてからその別荘に勝ってに住み着いて、そして何が原因かはわかりませんがそのまま亡くなったようです。
その遺体はたまたまキャンプに来ていた子供達が発見したそうですが、そうとう大騒ぎになったことでしょうね。
そんな中でいざ片付けなければならなくなったのですが、こんな山の中でどうしようと困り果てたすえ遺品整理業者へのご依頼となったようです。
しかし、いざ現場へと向かってみると、山です。ええ、当たり前なんですが山なんです。
小川なんかも流れていてハイキングに来るならとっても素晴らしい所だと思います。
しかし、私含めてスタッフが担いでいるのはキャンプ用品ではなくダンボールや清掃道具なんです
トラックは山道には入れないので、現地まではすべて徒歩での往復となります。結構な勾配の坂なんですが、舗装などは当然されておらず砂利で足のグリップが効かず滑ること滑ること、もう大変です。
部屋の中の荷物は2tトラックで十分に積める量なのでそれほどでもないのですが、とにかく現場とトラックまでの往復に時間がかかる。一度荷物を持って部屋から出ると次に現場に戻るのに20分近くは掛かります。
しかも山道なので重たい冷蔵庫なんか運び出したらその倍は時間がかかりますし、トラックと現場を往復するだけでガリガリと体力も削られていきさらにペースが遅れていく悪循環。
荷物の量は少ないのに作業時間と体力の消耗は過去に例を見ないほどのものです。
どうにかこうにか、片付けを終わって事務所に戻ってくると足が痛い、、、特に親指が。
坂道を踏ん張りながら降りていましたので相当負担をかけてたなと思い靴下を脱いでみると、、、両足の親指の皮が全部べろんちょと向けていました。痛すぎる、、、
文面にするとこれだけの物なのですが、あの現場の辛さは今でも克明に思い出せますね。
別荘をもってる方なんてそうそういらっしゃらないでしょうが、誰も住んでいない空家を所有されてる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
昔は家族で住んでいたけど、子供はみんな家を出て別々で住み、その後ご両親が亡くなり誰も住まわなくなる。でも、家族みんなで住んでいた頃からの家財がそのまま残っているからしばらくはそのままにしておこうかとされている方は多いのではないでしょうか。
もちろんそれがいけないなどと言うつもりはありません。しかし、誰も住まなくなった家は先の例のように誰かが勝ってに住み着いたり、秋に雑草などが燃え易くなったりして危険があるのも事実です。
使ってないはずなのに電気の請求書がきたとか、ご近所の方が「電気が着いていたわよ」と言っていたとかなにがしらの異常を感じたら、確認してみることは大事ですね。
(守秘義務の観点から一部実際とは異なる描写も入っています)
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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