名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.07.04
ありえない隣人(怒)
おはようございます。昨日は雨だったせいか気温も低くとてもここ最近ではとても快眠できた名古屋市の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。
雨が降ると何かと面倒ですが、窓を開けてても蚊が入ってこないのはいいですね
さて、今回はちょっと珍しく怒れる話しでもしてみようかと思います。遺品整理の仕事というのは遺族の方からも大変感謝されるやりがいのある仕事です。しかし、死と向き合う仕事でもある為、人間の嫌な面をみることもこれまた多い仕事でもあります。
今回はそんな遺品整理現場で遭遇したありえない隣人のお話です。
その現場は高齢の独居老人の方がお住まいだったお部屋の片付けでした。遺族の方は遠方にお住まいで遺品整理に立ち会う事ができない為、事前に鍵をお預かりしての作業となります。
立会い無しの現場でしたので、作業日時や時間などもこちらに一任して頂いていたため、少し遅い時間(といっても17時くらいですが)からの開始となりましたが、お部屋もワンルームで荷物も少ないですので1~2時間もあれば掃除まで完了できそうな現場でした。
しかし、作業を始めてから、何やらこっちを見てる男性の姿とそしてしきりに男性に話しかける若い女性の声が聞こえます。古い平屋の借家が立ち並ぶ一画ですので、ご近所の方なのかなと思って特に気にもせず作業を進めていました。
しかし、先ほどの女性はこちらに聞こえていないと思っているのか男性に対してこんな事をいい始めました。「死んだんじゃない、どうせ捨てるんならもらっちゃえばいいじゃん」「はやくいってこいって」とおよそ女性とは思えない品の無い喋り方で男性に話しています。
おわかりとは思いますが、故人の遺品をあわよくば自分の物にしようと考えての言動だと思われます。残念ながら、こういう人たちは遺品整理の現場では一定数出会ってしまいます。
しかし、大抵はおじちゃんやおばちゃんといった年齢層の方々で今回のような若い女性がというのは珍しいかもしれませんね。
それから少しして先ほどこちらを見ていた男性がヘラヘラとにやけた顔を浮かべながら「すんませーん、ここの人から死んだらこれを貰うって約束してたんすけどー、持ってていいっすか?」と少し新しめのTVを指さしています。
(いいわけないだろ!)と心の中では思っていますが、本当に約束してる可能性もゼロではありませんから、ご遺族からはそのような事を聞いていないからお渡しできない旨を説明してお断り。
なおもしつこく「ほんとに約束してたんっすよ~、だから持ってていいすよね~」と食い下がってきます。
(約束してたかどうかなんてこっちにはわからんし!)と作業を中断させられた事とヘラヘラとにやけた顔で話しかけてくる男性の顔に多少イライラとしながらも、再度ご遺族からはそのような事は聞いてないこと、もし、本当にそうならご遺族に確認しますがどうですか?と聞くと「じゃぁ、いいっすわ」と消えていきました。
その後、女性の声で「はぁん?マジありえんしー」と聞こえてきたりもしましたが、もう一切気にせずに作業を進めていきました。
故人様と約束していた可能性もゼロではないでしょうが、私としては限りなく故人様の財産を自分の物にしようとしての行動だったと思っています。なんで、そんなあさましい事ができるのか疑問でしょうがありませんが、まだ、確認してきただけましかもしれません。
もっと酷いのになると、作業中の部屋に断りもなく侵入しようとする最悪な人間もいます。
もちろん入られる前に事情を聞いて関係ない人物とわかれば部屋の中には入れずにすぐにお帰り願うのですが、ほんとどうしようもない人というものはいるものですね。
しかもそういう人たちは揃って「捨てるんなら俺が使ってやろうと思ったのに」と上から目線ですから処置なしです。
なんかこう書いているとこんな人たちがたくさんいるように思われるかもしれませんが、長く遺品整理を行っているとそういった人物にも出くわすということだと思ってください。
ほんとうに極まれな例ですので。
今回はふと思い出したのでちょっとだけ書いてみました。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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