名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.07.15
遺品整理の際に事前に行っておくと良いポイント
おはようございます。名古屋市の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は蒸し暑かったですね二階階段作業という普段ならなんともない作業なのにスタッフともども汗だくだくです。最近太ってきてたのでダイエットにちょうど良いと思って今日も頑張ります!
さて、昨日は遺品整理業者の選び方のポイントについて簡単に書かせて頂きましたが、今回は実際に遺品整理を遺品整理専門の業者に依頼した際にご遺族側が行っておくと良いことなどを中心に書いてみようかと思います。当事務所で作業を行った場合を念頭に書いていますが、恐らくだいたいの専門業者でも通用する点が多いと思いますのでよければご参考ください。
まず、遺品整理を専門の業者に依頼した場合は、ご遺族は基本的に何もする必要がありません。遺品整理を業者に依頼する時点でご遺族で遺品整理を行うのが体力的に難しかったり、時間的に難しかったからでしょうから、作業は専門の業者にお任せでいいと思います。
ただ、専門の業者といえども見落としが無いとは限りませんので、ご遺族の方で予め分かっている貴重品やお写真などの思い出の品、大事な各種証書類は作業前に引き上げておくとより安全な作業となります。
市営の団地などにお住まいの方の場合は作業時にトラックなどを敷地内に入れるために車止めのポールを外す必要がある場合があります。ただ、このポールを外す鍵は棟長さんが持っていたり、管理事務所が持っていたりとその団地によって扱いが異なります。
作業日を日曜日などの休日に設定したような場合ですと、当日鍵を借りようと管理事務所を訪れたら休日で管理事務所が開いておらず鍵が借りられなかったということも起こりえます。
そういう場合は事情を説明すれば前日くらいに鍵を借りることが可能ですので、鍵をお客様で借りといて頂けるのか、担当者に代わりに借りといてもらうかなどの打ち合わせを行っておくと当日のトラブルが抑えられるでしょう。
また、市営の団地などでは退去時に取り外さなければいけないものが、一般的な賃貸物件と比べると多くありますので、事前に管理事務所などに取り外す物と設備として残しておく物を確認しておくと良いでしょう。
例えば、カーテンレールや網戸、湯沸かし器や風呂釜、風呂桶などは団地によっては入居時に入居者で取り付けを行っている事も多く、一般的な賃貸物件を利用されているご遺族にとっては、え?そんな物も取り外すの?と思われる物もありますので事前に確認を行い取り外すものは遺品整理の時に一緒に取り外してもらえば、後日別の業者に取り外しを依頼したりする二度手間を防ぐことが出来ます。
持ち家や賃貸物件に限らず遺品整理の現場ではご近所の目を非常に気にしながら作業を行っています。ご近所の方々に迷惑をかけないように注意しているということもそうですが、ごくまれに不審者とも言える人間が現場の様子を伺っていたり、家人がどこに行ったのかや?どうして片付けているのかなどを執拗に聞いてくる場合があります。
ただ単純に仲の良かったご近所の方が心配されて聞いてくるのなら問題はないのですが、そうではない場合もありますので、そういった場合に備えて当事務所のスタッフは現場の責任者以外は対応しないようになっていますし、また、責任者も聞かれたとしても何も答えないようになっています。
ですので、もしご友人やご近所の方などに形見分けでお渡しする物があり、作業中に見えられるような場合は予め責任者や担当者にその旨を伝えておくと取次ぎもスムーズになるでしょう。
当事務所に限らず、真面目に遺品整理を行っているところは個人情報の取り扱いに非常に敏感で、依頼者の情報については可能な限り伏せて作業を行いますので、もしどなたか訪ねてこられるご予定があれば事前に伝えておくと良いと思います。
その他としては、電気、ガス、水道の停止連絡や、郵便物の転送届け、電話の移設や廃止の連絡など引越しの際と同じような作業はありますが、ここでは割愛させて頂きます。
ただ、電話関係についてですが、昔ながらの長屋にお住まいだったような場合、黒電話が設置されている場合があります。この黒電話はご利用者によってはレンタル扱いでNTTに返却しないといけない場合があります。
レンタルかどうかは電話料金の明細に書かれていますし、NTTに問い合わせても判明しますが電話で確認する場合は親族や相続人にしか答えてもらえませんので黒電話がある場合は事前に確認しておくことをお勧めします。
また、最近多いのがインターネットのモデムやケーブルテレビの機器などもレンタルの場合がありますので、こういった機器がある場合も併せて確認を行っておくと良いでしょう。
もし、そういった事が良くわからなくて心配だという方は遺品整理の見積もりの時に見積もり担当者に聞いてみれば、現場に慣れたスタッフでしたらすぐにわかる事も多いですので、迷ったら聞いてみましょう。
だいたいこんな所がご遺族の方々に事前に行っておいてもらえると、より安全確実な遺品整理を行えるポイントかと思われます。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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