名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.08.25
火災現場の遺品整理
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
この間ガソリンが切れそうになったので、ちょうど通りかかったセルフのガソリンスタンドで給油してたんですが、ガソリン高すぎやしませんかね?
レギュラーガソリンリッター166円!って乗用車なのに満タンにするのに諭吉先生が消えてしまった、、、、、気軽にドライブも楽しめませんねこれじゃ、、、、
さて、先日寝タバコしてた方からの原状回復の相談を受けていた件を書いていたと思いますが、その方は幸い火事にならずフローリングが焦げただけで済みました。
本人にとってはそれでも大問題でしょうが、火事になったら自分の命だけでなく他人の命も危険にさらすことになりますから本当に気をつけてもらいたいものです。
今回は火災現場の遺品整理を行った時の様子を書いてみようと思います。例によって守秘義務の観点から実際とは事実関係が異なっていますがご了承ください。
その現場はちょっと小洒落た賃貸マンションです。築浅物件で繁華街も近く若い子に人気のありそうな綺麗なマンションでした。現場は二階で間取りは1Kです。
今回のご依頼は火災現場の遺品整理で、長年この仕事をやっていますがそうそうある案件ではありません。ご依頼内容としては、もともと部屋がゴミ屋敷のようになっていた所に火事が起きて、消防の消火活動によって部屋中が水浸しになってしまい必要書類が家族だけでは捜せないから手伝って欲しいというご依頼です。
実際のお部屋の状況をみると、ベットの周りが激しく焦げているように思えます。恐らくコンセント周りに溜まったホコリかなにかに抜けかけたコンセントから火がついたのだろうとの事です。ただ、その箇所以外はそれほど燃えた様子はなく、ただただ水でふやけた雑誌類が積もっているような状況でした。
ゴミ屋敷となったお部屋はただでさえ作業が難航しやすいものですが、それが今回はすべて一度水浸しになっているものですからとにかく重い。ダンボールや袋に梱包していっても雑誌類はすべて水を吸っており重量が大変なことになっています。
また、火災現場独特の燻されたような臭いもまだ残っており、死臭とはまた違った作業のし辛さがありました。スタッフとともに黙々と作業を進めて、食器棚や普段使われていたと思われる鞄などから捜索依頼のあった保険証券や通帳類も無事みつかり、隣の部屋でまっていらしたご家族にお渡しすることができました。
偶然隣のお部屋は空き部屋でしかも消防の放水の影響もなかったようですが、下の階は放水の影響をもろに受けていると思われますからかなりの被害が出ていると思われます。
火災保険には入っているようですから、今後は保険会社さんと一緒にお話しを進めていかれる事になると思われますが、ただでさえ、家族を亡くしている状況で、今度は賠償の話し合いについても心配をしなければいけないとなると、その心労も相当なものでしょう。
物を捨てられない、部屋を片付けられないといった事はある種の病気でもあると言われていますが、今回のようにゴミ屋敷となったお部屋から漏電が原因で火事が起きるとなると、病気だから仕方がないとも言ってはいられません。
このような火災の危険はなにもゴミ屋敷だけのものではなく、古いご自宅で昔からの荷物がホコリをかぶって何十年もそのまま置いてあるというご家庭は少なくないはずです。遺品整理を行う際に物置の裸電球が設置されている中、ホコリが積もりに積もった状況というのを何度も見てきています。
昔からの家屋では電気関係の配線周りも劣化しており、いつショートするかわからない状況になっていることもありますから、使わないものはある程度整理し、今後も残していきたいと思うものは火事の原因などにならないようにホコリを払うなど一度整理をされてみてはいかがでしょうか?
第八行政書士事務所はスタッフ1名からでも生前整理のお手伝いに伺っていますので、ちょっと手を借りたいなと思ったらご相談くだださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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