名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.08.26
空き家の放置は危険ですよ!
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は現場で最後の掃除をしていた際にいきなりゴキブリが飛んできて、思わず箒でフルスイングしてベランダに叩き出してしまいました、見慣れた害虫でもいきなり飛んでこられると心臓に悪すぎますね。
さて、八月も終わりに近づき帰省していた学生さん達もそろそろ自分のお部屋に戻られる頃でしょうか?以前にも書きましたが、学生の帰省シーズンを狙った空き巣の被害は毎年必ず発生していますので、戻った必ずらカーテンを開けて窓が割られていないか確認しましょうね。
空き巣といえば以前、現場でこんな事がありました。遺品整理の現場は名古屋なのですがご依頼者は遠方に住んでおり、立会い日程の調整の為、見積りと実際の作業までに1ヶ月くらいの間があった現場での事です。
お約束していた作業の当日に現場に到着してみると、なにやらパトカーやら警察官、そしてご近所の方とみられる方々が現場近くにたくさんいて早朝にも関わらず物々しい雰囲気でした。
なんかあったのかな~と思いつつ現場のお宅に近づくとなんと警察官が出入りしているのが今日遺品整理する現場のお宅です。
え!?何?と思っているとご依頼者の姿が見えたので挨拶する為に声を掛けると、
「いや~、なんか空き巣に入られちゃったみたいでね、今現場検証してもらってるんだわ」「空き巣ですか?、それはまた災難ですね」
「ま~、取られるもんなんてないし別にいいんだけど、現場検証が終わるまで作業待ってもらってもいい?」
「ええ、もちろん大丈夫ですよ」
幸いその日は2件目の現場はなく、その現場に集中すればよかったですので時間にも余裕があり、警察の現場検証を眺めつつご依頼者と雑談していたのですが、長期間空き家にしているご自宅ではこういった予期せぬトラブルに巻き込まれることがあります。
今回の現場はそれこそ遺品整理を行う直前でしたので、すぐに見つかるような現金や貴重品類はすでに引き上げられていますし、多少物が壊されていたとしても、どのみち片付けてしまう物ですから被害はかなり少なかったのが不幸中の幸いでしょう。
修理しないといけない物も窓ガラスくらいですので、知り合いの硝子屋さんを手配したらとても喜んでいただけました。遠方に住んでいる方には、当日動いてくれる硝子屋さんの伝手なんてないですものね。
今回は被害が少なくて済みましたが、性質の悪い空き巣になると、目ぼしい金品がないと嫌がらせとばかりに、脱糞していったり、家財を壊していくなど、最悪の場合は放火までしていく者もいると聞きます。
また、長期間空き家にしている場合などは、見知らぬ他人が勝手に住み着いてしまっているなんて事も起こります。久々に家の様子を見にきたら誰かが生活していた痕跡なんてあったら恐怖でしかないですよね。
以前にもありましたが、勝手に住み着いた人間がそれこそ変死でもしていたらその後の手続きや家屋の処分で甚大な損害を被りかねません。
最近は空き家管理サービスなどもたくさん出てきていますので、なかなか様子を見にくる事ができないような遠方にお住まいの方はそういったサービスを検討してみるのもいいかもしれませんね。
第八行政書士事務所は遺品整理はもちろん、家屋の売却、解体、土地の有効利用などについても専門家と連携してご相談をお受けしておりますので、いつでもご相談くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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