名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.08.31
病院からの生前見積依頼
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
朝晩はだいぶ涼しくなって過し易くなりましたね
先日スタッフの車に乗せてもらった時になぜかドリンクホルダーに蜂蜜のボトルが置いてありました。あのキャップが赤くて先が尖ってる良く見るやつです。
スタッフになんで蜂蜜をボトルで置いてるの?と尋ねると「いやそれが、口内炎に効くって聞いたもんで、、買ったんですが余っちゃいまして、、、」
そりゃ余るだろうね(笑)というか、蜂蜜が口内炎に効く?初耳でした。しかしスタッフの彼曰く物凄く良く効いたそうで、すぐに直ったそうです。
マジで!?昔から良く口内炎を作ってはエビフライを食べる度に悶絶していた私にとっては朗報です。
半信半疑でグーグル先生で検索してみると、どうも本当に効くようですね。以前から民間療法として伝わっていたようですが、医学的にも市販されている口内炎用の薬よりも効果が高いといった結果も出ているようです。
おお~、今度口内炎になったら試してみよう。でも、ボトルではいらないな
さて、前振りとはまったく関係ありませんが、ある病院からの生前見積りの依頼を頂いた件を書いてみようと思います。その依頼は精神科の病院からの連絡で、なんでも患者さんが住んでいたご自宅の片付けに掛かる費用の目安がしりたいとのご依頼でした。
生前見積もりの依頼となりますのでご本人さんと直接お話しさせてくださいとお伝えした所、なんでも認知症の症状が出ているようで主治医の先生同席での話し合いとなりました。
その当時は精神科と言われてもピーンとは来ませんでしたが、コスモス成年後見サポートセンターの研修を受けた今だと認知症の患者さんと精神科の病院とがすぐに繋がようになりました。勉強というのは無駄になりませんね(笑)。
そんなこんなで病院へ伺い、患者さんと面談して主治医の先生からお部屋の鍵を預かり、立会いなしでの見積りとなりました。お部屋は団地の一室なのですが、玄関空けてちょっとびっくり。
部屋がゴミ屋敷化しています。前回も「おばあちゃん箱」の回で研修の際に聞いた認知症の方の症状で「収集癖」について少し書いたと思いますが、今回の現場の見積もりはそれが顕著に現れているようです。
といっても、そこらへんに落ちているゴミを拾ってくるような感じではなく、日常生活で出てきたゴミを処分できないタイプですね。
もしかしたら「収集癖」が原因ではなく、認知症の方は自分ではゴミ出しルールを守っているつもりでも、実は違っていてご近所から苦情を言われてしまい、それが煩わしくなって最後にはゴミ出しをしなくなってしまったという状況かもしれません。
この状況は認知症の方が地域で孤立していく原因の一つともなっています。認知症の方は悪気が無くても、ご近所に迷惑になる行動をしていることがあり、周囲の理解が得られていないと地域で孤立してしまい、結果孤独死してしまったという事も起きていますので、この辺は地域の取り組みが大事になってくるところですね。
なにはともあれ、玄関を開けてすぐがリビングなのですが左右の壁にどんどんと物を積み上げていき、それが崩れてしまっているような状況で既に床も見えないような状況です。
人がやっと一人通れるくらいのスペースしかなく、またリビングの先には二部屋あると思われますが確認するまでもなく、二部屋とも入り口までパンパンに荷物で溢れており、部屋の入り口からもゴミが雪崩れを起こしてリビングに溢れているといった状態でした。
とりあえずの見積りを行い、状況を説明する為に現場の写真を撮影して病院に戻ったのですが、病院の先生方は写真を見て絶句。どうもご本人さんからは部屋の状況は聞かされていなかったようで、まさかこんな状況とは!?といった感じでした。
今回のご依頼は生前見積りでしたので、すぐに作業といったお話しにはなりませんが、費用もそれなりに掛かりますのでご家族の方に見積りをお渡ししてご相談されるとの事でした。お医者さんも大変ですね。
第八行政書士事務所では遺品整理に限らず、生前整理や生前見積りのご相談も随時お受けしておりますので、いつでもご相談くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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