名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2023.12.30
今年も1年ありがとうございました。
おはようございます。名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八行政書士事務所の谷です。明日はもう大晦日と本当に早い1年でしたね。今年は例年にない暖かい年末年始となる予想ですが、寒暖差は激しいままですので体調管理にはお気をつけくださいね。
さてさて、今年1年も第八行政書士事務所としては、遺品整理や相続人の方からの死後事務の相談とたくさんのご依頼を頂き誠にありがとうございます。少しでも皆様の負担を減らすことができていれば幸いです。
特に今年からは、葬儀業者さんの力も借りて、直送専門での葬儀の手続きも始めることといたしました。もともと、孤独死や自殺をされた方のご遺族からのご相談で、そうした手配はこれまでも行っていたのですが、もっと体系的にできないかと試行錯誤した結果、葬儀の手配から、必要最低限の行政手続きまでをセットにした葬儀プランを開始することにいたしました。。
始めた当初はどうなるものかと思っていましたが、遠方からお越しになられる遺族の方には、「土地勘のない地域での手続きが全て任せられるので非常に助かります」と好評を頂いている次第です。
実際の葬儀の内容というと、直送での葬儀の手配と死亡後に必ず行わないといけない行政機関への届出及びその後アフターフォローといった内容なのですが、遺族の方に一番喜んで頂けたのは葬儀前の相談部分のとこであったりします。
上にも書いた通り、この葬儀手配を始めたのは、孤独死や自殺をされた遺族からの要望に応えるために始めたのがきっかけでもあり、そうしたご遺族からの最初の問い合わせは、「警察から死亡の連絡とともにDNA検査への協力依頼がきた」といった、孤独死や自殺が発覚した時点での連絡が多くあります。
数年前までは、同じような状況であっても、葬儀や手続きが終わった後に家主とトラブルが起きてから初めて連絡を貰うといったケースも珍しくはなかったのですが、近年は当事者になられるご家族やご親戚の方々もスマホでの情報検索に慣れている方が増えて、警察から連絡があった時点で、「孤独死・損害賠償」「自殺・相続放棄」「家族が孤独死したらしてはいけないこと」といった、ワードで検索をされて、事前に情報を集められてから行動される方が増えたことが事前相談に繋がった要因かと思われます。
以前のように、家主とトラブルになってしまってから相談を頂いたとしても、行政書士の立場としては紛争性のある事案にタッチすることはできないため、弁護士の先生にご依頼して頂くしかない状況になっていることも多く、もう少し早いタイミングでご相談頂ければもっと選択肢を増やすことも出来たのにと悔しい思いをしておりました。
しかし、最近では警察から連絡をもらった段階でそうした相談電話や相談メールを頂くことが多くなり、警察のDNA鑑定が終わるまでの数週間の期間を利用して、事前に葬儀の手配や行政気手続きの準備はもちろん、相続や相続放棄、家主や管理会社との対応の方法などについても、他士業の力も借りながら事前に準備をしておくことができるようになりました。
こうした事前準備の段階からの相談対応が遺族の不安を和らげることに繋がり、遺族の方に喜んで頂けたのではないかと考えております。
来年は依頼者の方の不安をより一層軽減できるよう業務に邁進していく所存です。遺品整理や死後の手続き、特に遠方の地にお住まいで名古屋及び近郊での葬儀の手配や方法が分からないといったご家族の方の力になりますので、身内の方が孤独死や自殺されてしまって困っているという場合はご相談くださいね。
最後になりましたが、今年1年私を支えてくれたスタッフの皆様並びに協力会社の皆様方、本当にありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします!