名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.06.13
遺品整理現場のペットたち
昨日は雨を覚悟して出たのに結局ピーカンの名古屋でした。おはようございます。名古屋の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。やっぱり晴れてると気持ちがいいですね。
さて、本日は再び孤独死・孤立死の話しになりますが、今回は孤独死・孤立死の現場に取り残されたペット達に焦点を当てようと思います。「孤独死」や「孤立死」は言葉の響きからもわかるように単身者が亡くなってるケースがほとんどです。単身者の中にはペットを飼って可愛がっておられる方も多く、大量のペット用品を片付けることもしばしばです。
そんなペットと一緒にお住まいの方が孤独死してしまうとどうなるでしょう。
残されたペット達は出口のないお部屋に閉じ込められ餌を食べることも出来ず、故人と一緒に亡骸となって発見されることになります。以前私が遺品整理を担当したお部屋を例にあげてみますと。
団地でひとり暮らしの男性が猫を一匹飼われて生活されていましたが、病気で亡くならました。ご兄弟からのご依頼で見積もりにいくと死臭とは別に獣臭がかなりします。部屋は何か荒らされたような感じで物が散乱しており、至る所にペットのものと思われる糞が散ばっていました。
ご兄弟の方と見積もりを進めていき最後にトイレの前でこの中も片付けて欲しいと言われ確認してみると、便器の中で逆さになって亡くなってる猫の姿がありました。
あくまで想像ですが、家人が亡くなった後、餌を求めて部屋中を探したのでしょう、そして最後に飲み水を求めてトイレへと行き便器の中の水を飲もうとして、足を滑らせて頭から水の中に落ちてしまったのではないかと思います。抜け出そうにも陶器の便座で濡れた足では滑ってしまい抜け出せなかったのでしょうね。
亡くなった方のお部屋にはペット用のおもちゃがたくさんあり、愛猫を可愛がっていたんでしょうね。遺品整理の際にペットの遺骸をどうするかと考えていました。誰も引き取らないなら環境事業所への持込かな、、、と思っていたらお客様が「ダンボールに入れてくれればペット用の葬儀社に持っていくから」と言ってくださいました。良かったです。動物とはいえ、故人が可愛がっていた愛猫ですからね手厚く供養してくれるならそれに越したことはありません。
今回のはほんの一例に過ぎません、家人が亡くなりペットが残されるというのは決して珍しい話しではありません。では、どうすればいいのか?
残念ながらペットを飼ったことのない私には答えられません。どなたか良い解決案をお持ちの方がいらしたら教えてください。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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