名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.06.14
小さな忠犬の最後の奉仕
今日も良い天気の名古屋です。今日は自宅のダンボールのゴミ出し日だったのですが、ダンボールが山のように溜まっていました。
何かのついでに出せばいいかなと思っていたらなんやかんやとタイミングがずれてどんどん溜まっていく、、、、、なにかの「ついで」に出そうと思っていたらダメですね、出せる時にゴミは出す!これが良好な生活環境を維持する上で大事って事は誰よりも分かっているはずなのに、医者の不養生ならぬ遺品整理人のゴミ屋敷。笑えない
そんな事を朝から考えていた名古屋の遺品整理専門行政書士第八行政書士事務所の谷です。
あ、私への「ついで」のご相談は大歓迎ですよ!
さて、前回からのペット繋がりでもう一つ鮮明に記憶に残っている現場のことを書いてみようと思います。そのご依頼は一戸建ての部屋のうち一部屋を片付けるといったご依頼でした。
どうも若くして娘様が病気で亡くなられたようでその娘様が使っていたお部屋とのことです。大きな家具を数点運び出すだけのご依頼でしたので見積もりも日程もすぐに決まりました。
そのときご依頼者の足元では小型のワンちゃんがこちらじっと見つめてきています。特に吠えるでもなくおとなしく依頼者の足元でただじっとこちらを見つめてきます。見知らぬ人間ですからね警戒されてても仕方ありません。
しかし、作業当日はそのおとなしかった様子が一変。スタッフと二人で再度お邪魔して、娘様の家財を運び出そうとした瞬間に物凄い勢いで吠え始めました。小型犬でここまで大きな声が出るのかというくらい必死な叫びです。
そうです、それはもう吠えるではく叫ぶに近かったかもしれません。依頼者の方が体を抑えてくれているので噛まれたりはしませんでしたが、抑えて頂いていなかったら確実に噛まれていただろうと確信しています。
そのワンちゃんは娘様が可愛がっていたらしくとっても仲が良かったとの事。おそらくワンちゃんにとってはご主人様の大事な物が見知らぬ人間が持ち出そうとしたのが許せなかったのでしょうね。
数点の家具を運びだすだけですので作業時間は1時間もかかりません。しかし、その間ずっと吠え続けてなんとかして思い出の品を守ろうとして叫び続けた小さな忠犬の最後の奉公には頭が下る思いです。
作業時間は短かったけれども、長い時間をかけて娘様と忠犬との間に刻まれた想いの力を感じずにはいられないそんな現場でした。
犬っていいですよね
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
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