名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.07.21
孤独死確率診断チェック!
おはようございます。名古屋市の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。朝からセミが物凄い勢いで鳴いています、、、、、彼らの泣き声で目覚める季節が到来ですね
今日も暑くなりそうです。皆さん三連休の最終日といってはっちゃけ過ぎないようにして、小まめな水分補給と塩分補給はしましょうね。
さて、遺品整理の仕事をしていると良く聞かれるのが、孤独死・孤立死(以下、孤独死)の原因と対策についてです。
まず、孤独死と孤立死の違いは何かと、疑問に思われると思います。
UR都市機構では次のように定義しています。
・「孤独死」とは「病死又は変死」の一態様で、死亡時に単身居住している賃借人が、誰にも看取られることなく賃貸住宅内で死亡した事故をいい、自殺又は他殺を除く。そして、1週間を超えて発見されなかった事故。(「孤独死のリアル」結城康博著より抜粋)
これに対して管轄官庁である厚生労働省では、2008年に出された報告書にてはっきりと「孤立死」と呼ぶとしています。
また、厚生労働省では一番の対象者は独居の高齢者となるだろうとしつつも、孤立死がどのようなものかと定義してしまうと、定義した範囲外の人への支援が出来なくなる為、あえて定義はしないとしています。
つまり、幅広く支援をしていくために孤立死とはなんぞやという所をあえてグレーゾーンとしておき、状況に応じて対策を取っていけるようにしているということですね。
孤独死や孤立死については、その他にも各新聞社での考え方や研究者の中での考え方があるようですが、一般の方にとってはそこはあまり重要ではないと思います。
おそら孤独死や孤立死と聞いたら、独居の高齢者がひとりで誰にも看取られずになくなったんだな。と一般の方々は考えるのではないでしょうか?
震災の際に仮設住宅で高齢者が孤独死したというニュースがたくさん流れました。おそらくそういったメディアのニュースが孤独死というのは高齢者が独りで亡くなった場合を指すんだという意識を植え込んでしまったのでしょう。
私としては、この孤独死や孤立死は「高齢者」特有のものという意識が非常に危険だと感じています。実際の遺品整理の現場では、高齢者の孤独死現場が多いのは事実ですが、40代~50代の方の孤独死というのも決して少ないわけではありません。
若い方や働き盛りの方々にとっては、自分が事故以外で突然死んでしまうとは考えていないでしょうし、まして孤独死して、死後何日も発見されないなんて事は想像もしないことだと思います。
他人の事を言えた義理ではありませんが、ニュースなどで自分と近い年代の方が、事故や自殺などで亡くなったと聞いてもどこか他人事に感じているはずです。それ自体はごく普通のことですし、他人の死まで自分の事のように思い悩めというのは無理があります。
しかし、そうだとは言っても孤独死する危険性というのは常につきまっとていますし、年齢、家族構成、健康状況、生活環境と日々変化する状況によって孤独死する確率も変わってくるでしょう。
少々長くなってしまいましたが、そういった、若い方や働き盛りの方の意識の隙間を突く形で訪れる「孤独死」の危険をもっと身近に感じてもらう為に、
「孤独死確率診断チェック!」
という簡単に自分の孤独死する確率を調べられるサイトを作ってみました。
「はい」「いいえ」で答える簡単な30の質問に答えるだけで、自分の孤独死確率を知ることができます。その結果で出てきた孤独死確率の%によって、自分がどのような孤独死を迎えるのかといった孤独死タイプもわかるようにしてありますので是非参考にしてみてください。
このサイトは、若い方や働き盛りの方が、仕事の合間やちょっとした話しのネタに試してもらい、俺って孤独死するかも?と笑いのネタでもいいですので、孤独死をもっと身近に感じてもらえる趣旨で作ってありますので、診断結果に表示される%はそれほど重要ではないと思ってください。
大事なのは、その質問事項がどうして孤独死に繋がるのかということを自分の生活と比べて頂き、改善できるところがないかを探って頂き、孤独死を回避する参考にしてもらうことが重要です。
タイプ別孤独死の下には質問事項がなぜ孤独死の要因となるのかを簡単に説明してありますのそちらも読んで是非、孤独死なんてしないという意識を手にいれてくださいね。
名古屋の遺品整理専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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