名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.07.25
孤独死注意報!
おはようございます。名古屋市の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。
外で活動しているとジリジリと体に熱がこもってきて段々とだるくなってくるのが分かります。消防庁によると今月の14日から20日までの1週間で熱中症で病院に搬送された方は約3100人。これは今年最多の搬送者との事です。
遺品整理に携わる人間として、この時期は少しの油断が命取りになりかねませんので、十分ご注意ください。
さて、孤独死や孤立死(以下、孤独死)しないように熱中症に注意しろと言ってるだけでは、なんの解決にもなりませんので、少しでも孤独死を防ぐにはどうしたらいいのかと考えて一つ思いついた事がありますのでそれだけ書いておこうかと思います。
あくまで、私自身が考える方法ですので、参考にする、しないのご判断はお任せいたします。
まず、この季節の孤独死の一番の要因はやはり暑さだと思います。暑さによって、直接熱中症で倒れてしまうこともあれば、寝不足で疲労が溜まって体調を崩したり、高齢者の方では夜中のトイレを嫌って水分を控えてしまうことによって、就寝中に脱水症状になってしまうことも考えられます。
そうなると、この時期の孤独死対策は暑さ対策とも言えます。エアコンや扇風機などで適宜に体温調整を図っている方なら良いのですが、どうしてもエアコンの風が苦手だったり、そもそも暑いと感じてられない場合もあります。
そんな場合は、周りが注意していかなければならないのですが、常に寄り添っていることなど出来ないでしょう。
ですので、熱中症になりやすい時間帯に絞って、高齢者の方に注意を向けてみてはどうでしょうか。
環境省熱中症予防情報サイトというのがあります。ここでは暑さ指数(WBGT)という数値をリアルタイムで発信しています。
暑さ指数とは熱中症を予防することを目的として作成されたもので、この数値が高い程、熱中症になりやすく危険だということを表しています。
上記の環境省のサイトでは、日本全国の各地域毎に暑さ指数を発表していますので、高齢のご両親が住んでいる地域が今、熱中症が起こりやすい状態なのかどうかが一目でわかるようになっています。
また、このサイトの良い所は、指定地域の暑さ指数が一定のレベルを超えた場合はメールで知らせてくれるサービスを提供していることです。(暑さ指数 メール配信サービス(無料))
このサービスを利用すれば、メールが届いた時だけ安否確認を行うなど、めりはりのついたアクションを行っていくこともでき、私自身は非常に役に立つサービスだと思っています。
独居の高齢者の方は、周りの目がないためどうしても孤独死の危険がつきまといます。
もし、普段から連絡を取り合うような方が見えられない場合はご自身で対策を取っていかなければなりませんので、暑さ指数を一つの目安に自分の身を守る行動を取っていきましょう。
特に高齢者の方は次のような要因でも、熱中症になりやすくなっていますので暑い時期は意識的に対策を行ってくださいね。
<高齢者の方が熱中症にかかりやすい要因>
・喉の渇きを感じにくい
→高齢者は喉が渇いていてもそれを感じる機能が低下しており、水分補給が遅れがちになり
ます。
・筋肉の衰え
→筋肉は体の中でも水分をもっとも多く含んでいますので、加齢で筋肉量が減ることで、若
い頃より脱水症状になりやすくなります。
・食事量の減少
→加齢により食が細くなることで、食事で補ってい熱中症の予防に欠かせない水分と電解質
が不足しやすくなり脱水症状のリスクが高まります。
・夜中のトイレを嫌う
→夜中に何度もトイレで起きることを嫌い、寝る前に水分をとらなくなり、就寝中の脱水症
状へと繋がります。
脱水症状になると発汗が止まり、汗による体温調節が働かなくなり、熱中症へとつながります。熱中症の予防は脱水症の予防から始まりますので、独居の高齢者の方などは上の項目に注意して、自衛を行っていきましょう!
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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