名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2014.07.30

鳩ポッポ

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

昨日は風が吹いていてかなり過しやすかったですね。昨日の現場は川が近かった為、非常に風が気持ちよく、絶好の作業日よりでした。

さてさて、７月も終わろうとしています。梅雨も全国的に明けて、夏本番に突入ですかね。
昨日のような天候が続いてくれると嬉しいのですが、きっと暑くなるんでしょうね。
皆さん熱中症には気をつけていきましょう。

この間行った現場の事ですが、マンションの一室での遺品整理です。お客様は遠方から来られているようで、そのマンション自体は売りに出されるご予定でそれに合わせての遺品整理のご依頼でした。

既にお客様の方で粗方片付けは終わっており、こちらで回収するのは処分に困る大物家具や図鑑などの重量物などばかりです。マンションの構造上エレベータが非常に使いづらい状況でしたが、スタッフが汗だくになって運んでくれて開始１時間くらいでほぼ家財の搬出を終える事ができました。

こんなに早く片付くとは思っていなかったらしくお客様の方も早く新幹線に乗れると喜んで頂けてたのですが、そこでベランダを片付けていたスタッフから「鳩ぽっぽが～」という声が聞こえてきます。

お客様との話の中でベランダに鳩が良くきて困ってるんですよね、という話しは聞いていたので鳩の糞でスタッフが困っているのか？とも思いましたが、鳩の糞ごときで困るようなスタッフはいないかと思い至りベランダを覗いてみると。そこには卵を温めている鳩が、、、、。
鳩がベランダに入居してる！。

卵を抱えた鳩がつぶらの瞳でスタッフをじっと見ています。しかし、逃げない。スタッフが鳩の周りにあるブロックや雑貨類をどかしていても一瞬ビクッとはするものの、絶対にそこを動こうとはしません。卵をしっかりとホールドした状態でスタッフが何を触ろうとも退かず最後まで耐え抜いていました。

その様子を見ていたお客さんも、なんていじましぃのかしらと、記念にとスマホで写真を撮られていました。

しかし、鳩はどうしましょうか？とお客様に聞くと卵もあるし、とりあえずそのままにしておいてあげてください。とおっしゃるので、簡単に掃除だけしてあとは窓を閉めてそっとしておくことに。

その後全ての片付けを終えて最後に鳩のいた所を見てみると鳩が2羽に増えてる！
つがいなのでしょうか、2羽の鳩が卵の周りでじっとしている姿をみると、ほっこりしてきます。

しかし、このまま鳩に住み着かれてしまっても他の部屋の方から苦情がきてしまうので、巣立ちしたら鳩ネットを付けるとの事でしたので、彼らには強く生きてもらいたいものですね。

優しいご依頼者に感謝するんだぞ～と鳩にテレパシー的なものを送って、本日の作業は終了！ちょっとなごんだ遺品整理現場のお話しでした。