名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2019.05.07
長期休暇明けは自殺の注意警報
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
G・Wも終わりましたね。退位、即位、改元、G・Wと4月から5月にかけていろんなイベントがいっきに起きて、まるで年末のような雰囲気でしたが、皆さんゆっくりと休むことができましたか?
私自身はのんびりと過ごして、行ったといえば毎月恒例の熱田神宮への月参りくらいでしたが、5月1日の改元当日に行ったものですから、参拝客と御朱印目当ての方の長い行列に巻き込まれました(笑)それでもなんかめでたい雰囲気でいいのではと思ってたりします。
さてさて、長期休暇が明ける前後で遺品整理業者が心配するのが新社会人などの自殺問題です。遺品整理業界においてはG・Wや御盆休み、夏休みといった長期休暇明けは新社会人の方や学生の方の自殺が増えるというのを業務を通して実感するところです。
今朝のニュース番組では退職代行の話題が取り上げられており、社会人の方が代行業者を利用して会社とのやりとりを代行業者に任せるケースが増加していることについての是非や街の方の反応などか紹介されていました。
私としては、常々学生や社会人の方の自殺問題は心配しているところであり、退職代行を利用してでも会社を辞めることで自殺という最終手段を選択しなくても済むのならそれで良いと考えています。
問題は社会人の方の方のように嫌なら辞めるという選択がとれない学生さん達ですよね。長期休暇明けはお子さん方の様子に注意してあげてください。
G・W中にも賃貸物件で家族が自殺された方からのご相談がありました。賃貸物件での自殺ということもあり今後の対応をどうしたらいいのかと心配されていたところ当事務所のHPを見てのご相談です。
ご相談を頂いたその日はちょうど他の士業の先生方と無料相談を行っていた日でしたので、会場になっていた司法書士の先生の事務所までお越し頂きお話しをきくことに。
当初は遺品整理や相続放棄といった内容のご相談でしたが、賃貸物件の契約状況や連帯保証人の有無、故人の相続人関係などを確認したところ、最終的にはご相談者の方は相続放棄の制度を利用すれば一切の負債などを抱え込まずに済む状況であることが判明。
ただ、親族関係がいろいろと複雑ですぐには手続きが取れないこと、今後の連帯保証人や管理会社などからの連絡についてどのように対応したらいいのかなどをアドバイスをして経過観察ということで落ち着きました。
こうした場合に遺族の方が強い不安を感じるのは先行きが不透明なことです。もしかしたら家主や管理会社から多額の請求をされるのでは?もしかした故人は多額の借金をしているのでは?もしかしたら、自分達の家族や生活にまで影響するのでは?と「もしかしたら、もしかしたら、、、、」と何がどのようになってしまうのかが分からないことから強い不安を感じています。
今回のご相談者のケースもそうですが、専門家に確認してみることで不透明だった先行きがしっかりとしたロードマップとなり、何がどうなって、最終的にはここに行き着けばゴールとなり、その為にはこういう手続きをすればいいですよ。という事を確認できれば、おのずと不安は解消されます。
昨今はインターネットを利用すれば様々な情報を確認することが可能です。ただ、その情報の中には専門家の意見もあれば素人の意見などもあり。まさに玉石混合状態で取捨選択が難しく、かえって混乱のもとになってしまうこともあります。
インターネットでの情報検索は非常に有効ですが、難しい問題、特にご自身の今後にも影響するような選択をする場合はネットの情報は参考にしつつも最後は専門家にも意見を求めて頂けると安心ですよと強く言いたいところですね。
不安や心配な事があればお近くの専門家へ是非ご相談ください。士業の先生は怖いのでは?と思われている節がありますが、決してそんな事はありません。誰かの役に立ちたいと思っているからこそ、難しい試験に合格している方々ですので、安心してご相談くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。