名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2024.02.14
書籍発売のお知らせ
日本法令より「遺品整理・特殊清掃開業・運営ガイドブック」が発売されます。
主にこれから遺品整理業を開業したいと考えている方や孤立死や自死現場での遺品整理の相談を受けた場合の対応などについて遺品整理・死後事務専門の行政書士の視点より書かせて頂きました。
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遺品整理・特殊清掃 開業・運営ガイドブック(遺品整理・死後事務専門 行政書士 谷茂著)
購読対象者
購読対象者は、主にこれから遺品整理業を始めたいと思っている方や孤立死や自死現場などの一般的に事故物件と呼ばれる現場での遺品整理や特殊清掃を業務範囲に入れられている方となります。
また、弁護士や司法書士といった成年後見人から遺品整理を受ける場合や士業が頼りたくなる遺品整理事業者の特徴について、相続手続きや死後事務を行う士業の視点から書かせて頂きました。
本書の目次と概略
目次
1章 遺品整理業を始めるための事前準備
・遺品整理業を始めるにあたって必要な資格や届出の有無、必須となる提携先とその関係について
2章 遺品整理の依頼
・実際の遺品整理の流れを、問い合わせから完了までの流れに沿って、各箇所の注意点など気を付けないと失敗する部分について
3章 遺品整理のトラブル事例
・実際に筆者が経験した遺品整理で起きたトラブル事例の紹介
4章 相続業務を手掛ける士業視点からみた遺品整理業務
・士業が遺品整理業者に期待している事や遺品整理業者と士業で異なる遺品整理現場の貴重品の取り扱い等について
5章 実際の遺品整理業務での参考事例や相談事例
・遺品整理業を始めるうえで事前に知っておきたい相談事例等について
その他、コラムとして筆者の経験を多数掲載
主に、1章~2章がメインとなり、遺品整理を開業するために必要な知識や考え方等を中心に書かれた書籍となります。
3章以降は、遺品整理専門の行政書士として開業してから実際に受けた相談等を遺品整理会社に勤めていた頃に経験した事などを踏まえて紹介しています。
書籍全体を通して伝えたいことは、遺品整理業を開業するハードルは低いけれど、なんの経験も知識もなくいきなり飛び込むのは自分はもちろん依頼者にも迷惑を掛けてしまうことになるぞということです。
遺品整理業を行っていくには、どんな知識が必要でどういった会社と提携を結び、どのような考えで依頼者と接する必要があるのかなど、各種の遺品整理や特殊清掃業を扱う団体の研修を受ける前に読んでもらえると、より研修先での理解が進むものと考えております。