名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.09.20
ADR研修第2回目
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は出かける直前に取材の問い合わせがあり慌てて返信したりしていたら結構ギリギリな時間になってしまい電車に乗り遅れる所でした。
そんなドタバタで出かけたのが行政書士会の研修です。先日、成年後見の研修が終わったー!と思っていたのですがADRの研修がまだまだ後に控えています。今回はADRの研修第2回目の様子と感想なんかを簡単に書いてみます。
ADRの研修は成年後見の研修のように毎週行われるわけでなく、なんと月1回のペースで行われます。ですので今回の研修が完了するのも来年の2月の予定でかなり、かなーり気の長い話しになりそうです。しかも、この研修が終わっても個別に大学で履修しなければならない科目などもあるようでなかなか大変な研修に応募してしまったものだとちょっと冷や汗状態です。
ですが、このADRの研修の募集が掛けられた際、応募者数が募集予定人数を超えてしまい抽選が行われたそうですから、抽選に漏れてしまった方の事を思うと泣き言は言ってられませんね。
さて、今回の研修の内容ですが、前回の復習を簡単にした後、調停の申立人、被申立人、調停人が実際にどのように調停を進めていくのかのDVDで鑑賞することになりました。といっても、内容的には調停の開始にあたり三者が挨拶をする所まででしたので5分位のものです。
しかし、その5分位の短い内容に含まれる調停人が注意する言葉や態度、申立人や被申立人が何をどのように考えているのかを考えていくのが今回のグループワークとなり6人または7人で机を囲み討論を行っていきました。
討論内容としては、DVDを見て調停人の言動や態度の長所を見つけたり、当事者双方が何を考えているかを発表するといったものなのですが、DVDでは本当に挨拶、当事者の呼び方の確認、調停のルールをDVD内の調停人が喋っているだけなんです。
ですから、当事者が何で揉めているのかや当事者はいったいどういう関係なのかといった事前の情報が全くない状況で、「相手方はどのような気持ちか?」「申立人はどのような気持ちか?」などと聞かれても、正直「んなもんわかるかい!」というのが感想です。
前提条件が何もないため、申立人がどうして調停を申立てのかがわかれば、申立人の気持ちはもちろん、相手方がどのような気持ちで調停に臨んでいるのかといった事も推測はできますが、全くそういった情報がないまま、さー考えろと言われてもちょっと無茶振りが過ぎるじゃないかと思ったりしました。
とは言え、最後にはグループでの発表もしなければいけませんので、無い知恵を捻ってDVDから分かることや一般的な当事者ならこう考えているのではないかといった事を書き出して同じグループの方の意見も聞きながら、ADRの目指すべき調停方法とはなにかを探っていくこととなりました。
自分ひとりだけで考えててもわからない事は多いですが討論を通して他人の意見を聞くと気づく事というのは必ずあるもので、また話している内に考えがまとまってくるというのも実感しましたのでこの点は収穫があったのかなと思います。
研修も13時開始で17時終了となかなかの拘束時間で、その間に問題の検討、討論、発表を別々の議題で3回に渡り行いました。発表の際にはグループで代表を決めて発表してくのですが、他人の発表の仕方というのもこれまた参考になるもので、無難に発表を行う方もいれば、ちょっと詰まり気味の発表で聞き取りづらい方、反対に発表の最中に笑いを取ってくる方などもいて、人前で話す時に緊張してしまう私にとってはなかなかに濃い4時間の研修となりました。
まだまだ2回目で研修内容もほとんどADRの中身に入っていないような状況ですから、なんとも言えませんがなんとか挫折しないように頑張っていきたいと思います。
次回は会場の都合で11月になります。なんでも、元々予定していた日に会場が使用できなくなったからだそうですが、10月の別の日じゃ駄目だったのですかね?恐らく出席される先生方の予定を考慮しての事なんでしょうが、2ヶ月先までの予定を考慮しなければいけないほど皆さんお仕事されているんですね。私もそんな人気行政書士になりたいものです。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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