名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.10.18
事故物件の不動産は売れるの?
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日、大家さん向けの情報サイト「楽待不動産投資新聞」の方からご連絡を頂き、以前協力した取材内容の一部がサイト上に掲載されたとの連絡を頂きました。
「孤独死を経験した2人のオーナーのリアルな声~高齢者だけでなく40代でも危険!?~」
今後も孤独死が増加すると予想される中、孤独死問題と賃貸経営は避けては通れない問題ですよね。
さて、賃貸物件で孤独死が起きた場合も大変ですが、持ち家で孤独死が起きた場合も大変なことには変わりありません。清掃や消臭作業はもちろんこと、ご近所への事情説明など持ち家の場合はご近所との付き合いもありますからそういった心配も出てきます。
私達がお手伝いする遺品整理の現場での大半はおひとりで生活されている方のお部屋となります。ですので、大きな持ち家だったり、分譲のマンションだったりとお住まいの形態は色々ありますが、大半の方がその場所でおひとりで生活されていたという状況になります。
そうした生活状況ですと、いざご遺族の方が遺品整理をしてお部屋の片付けが終わったとしても、最後にその孤独死が起きた建物をどうするのかという問題が出てくることがあります。
建物の状況によりますが、老後になってから新しく建て直したり、購入した分譲マンションなどなら、孤独死の状況が多少酷い状況であっても、亡くなったのは身内ですのでご家族の誰かが供養の意味も込めて相続をして住まわれるということもあると思われます。
しかし、築年数も30年、40年ともなるとそこに親族の誰かが引っ越してきてまで住もうという事は稀で大抵の方が売却を検討されることとなります。
しかし、持ち家で土地の価値があればまだしも、築年数の経過した分譲マンションなどでは建物の資産価値は少なく、また孤独死した物件となるとさらに買い手はつかなくなるのではと不安になられてご相談を受けることがあります。
不動産を売却しようとするなら一般的なイメージですと、どこかの不動産会社に連絡して買い手を探してもらい、買い手が見つかったら不動産会社へ仲介料を支払い、買主から売却代金を受取るといったものでしょう。
もちろんこの方法もあるのでしょうが、この方法では買主が見つかるまでは物件の事がどうしても気になってしまうでしょうし、いつまでも経っても買い手が見つからないとさらに不安になってきたりするものです。
こういった場合は多少売却金額が安くなってしまうことを覚悟の上で直接買い取ってくれる不動産会社さんを探してみるのも一つの手段ではあります。不動産会社の中には買主を探してくるのではなく、不動産会社が直接の買主となって事故物件を買い取ることを行っている会社があります。
地域によっては事故物件を専門に取り扱っている不動産会社もありますので、いつまでも悩まされるのがいやだったり、多少売却金額が安くなってもいいからすぐに手放してしまいたいといった方はこういった方法を検討してみるのもいいかもしれませんね。
もちろん当事務所でも不動産の売却相談には随時対応しておりますのでお困りでしたらいつでもご相談くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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