名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.10.21
電話相談で悪戦苦闘
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日の名古屋はあいにくの雨。そして今日も雨模様、、、、肌寒い一日になりそうですね。みなさん風邪などひきませんように。
先日、事務所の電話が鳴り出てみるとどうやら東北からのお電話のようです。高齢のおばあちゃんが電話口でお話しされているのですが、内容が聞き取れない
方言で聞き取れないというよりは入れ歯をせずに話しているような感じで聞き取れる言葉が全体的に「おにょむにょうごにょ」みたいに聞こえてしまいます。
なんとか聞き取れる言葉を拾って話そうとするのですが、聞き取れる言葉が「あーはか(お墓)」「はーりつ(法律)」「ひゃーせい(改正)「ふよう(供養)」「はっはっひひひん(たぶん国会議員)」などで、単語単語ではなんとか分かるものもあるのですが、その間を繋ぐ言葉がまったく聞き取れずに相談内容がなかなか把握できない、、、、
15分ほどそんなやりとりを続けて、どうもお墓の引越しかなにかをする際の法律の改正を国会議員かなにかの伝手を使って行って欲しいという嘆願のような感じだとわかりました。
当然権力とは無縁の事務所ですし、東北地方に懇意にしている議員さんなんてのもいないですので、うちの事務所では出来ない旨を丁寧に説明したら分かっていただけたようです。(こちらが喋る内容はちゃんと伝わるんです)
それで終わりかな?と思ったら今度は3.11の話しや仮設住宅の話しが始まったようで再び悪戦苦闘しながらお話しを聞いていたのですが、先ほどのように事務所の仕事と関係あることなら多少は予想もできるのですが、世間話のようなお話しになってしまうとそれもできず悪戦苦闘
何故か最後に早く結婚しなさいよ!と言われて電話が切れるという謎の終わり方をしていましたが、電話口のおばあちゃんは終始楽しそうでしたので気晴らし程度にでも役に立てたのなら結果オーライかもしれませんね。
遺品整理の見積もりや生前整理の現場でもご依頼者が高齢者だったりすると同じような感じでお話しが進まないこともあります。どうしてもお金が動いたり、契約内容に関することですのでうやむやのままで署名と捺印をもらって作業を進めてしまうわけにはいきません。
そんな時にご家族の方がお隣でご本人さんがおっしゃっている内容を代わりに伝えてくれたりすると、もう神様のように見えてきます。初めて会う私なんかではまったく意味が掴めないことでもご家族にはちゃんと通じているのはやっぱり長年一緒に暮らしてきた経験があるからなのでしょうね。
そう考えると高齢者が入所している施設などで根気よく話しを聞かれている施設の方ってすごいですよね。仕事とは言え、聞き取りすらい高齢者のお話し根気良く聞き、けっして怒らせるわけでもなくご本人さん達を満足させるのはやはりプロなんでしょうね。
施設に伺う度に思いますが、今度話し方や聞き方のコツなどがあれば教えてもらいたいものです。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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