名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.10.23
冗談には聞こえない言葉
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
今朝の名古屋は曇りでちょこっと晴れ間が見えてきたところです。雨もたまに降るならいいのですが連日降られると気が滅入ってきてしまいますね
さてさて、遺品整理の作業をご家族の皆様と一緒になって行っていると、よく「うちの主人も一緒に持っていってください」や「うちの家内はダメかな(笑)」などと冗談が飛び出してくることがあります。こちらも「いや~ご主人は生ものですからご家族でお持ち帰りください(笑)」などと言って返していたりしますが、これが冗談に聞こえない時がたまにあります。
以前に作業を行ったその現場は遺品整理ではなく不用品の処理で困ったいて方からのご依頼でした。住んでいるお部屋は賃貸の1Kのようですが、なんでもゴミを溜めすぎてしまったらしくご近所の方から臭いの苦情を受けて片付けなければと思ったそうです。
そんな中で特殊清掃や消臭作業も行っているということで問い合わせて来られたようでした。依頼内容としては今回の事を機に引越しも考えていらっしゃるようで、ゴミも含めた不要な家財の処分をお願いしますとの事でしたので、早速見積もりに伺うこととなりました。
現地に到着してご依頼者の男性と打ち合わせを行うのですが、どうにもご近所からの苦情が相当堪えたのか元気がありません。処分するものと残すものを確認してみてもほとんど処分してくださいと元気なく答えられます。
あれ?お引越しですよね?テレビも冷蔵庫も処分なんですか?ベットやそれに衣類もほとんど処分?これ全部処分してしまったら生活できなくなりませんか?
いくら引越し先で新しく買い換えるとは言ってもいっぺんに全てを買い揃えられる訳でもないでしょうから、衣類やある意程度の食器などは必要になると思うのですが、とにかく処分して欲しいとおっしゃいます。
そして最後には「もう、いっそ私も処分してください、、、、はは、、」とうな垂れてしまわれました。古い物は全て処分して、引越し先では新規に購入したもので新たに頑張るぞというのならいいのですが、どうにも身辺整理をされているような気がして心配でなりませんでした。
ただ、作業の最後に訪ねてこられたお友達とは楽しそうにお話しされていましたので、余計な心配だったかなと思わなくはないそんなやきもきとした作業の現場でした。
高齢者の方が幸せなシルバーライフを送るための「終活」としての生前整理は当事務所でも積極的に応援していくところですが、まだ若い方があれもこれも処分となるとちょっと心配しちゃいますよね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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