名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.10.24
海の見える終の棲家
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
ガソリンがだいぶ安くなってきていますね。といっても157~160/Lってところですが、一時期の高騰ぶりに比べたらだいぶましになったかもしれません。私が学生だった頃は88/Lなんて所もあったのに、、、100/Lの世界にはもう戻らないんですかね
さて、だいぶ寒くなってきたので少し季節に逆らって暖かかった頃の話しを書いてみようと思います。
その現場は一般的に老人ホームと呼ばれる施設の入所者の方からのご依頼でした。ご依頼内容としては遺品整理ではなく、家具移動の手伝いをしてもらえないかとのご相談でした。
詳しくお話しを聞いてみると、なんでも現在夫婦で一緒に生活している部屋を別の部屋へ移動することになったらしく、荷物がかなりあるのでその手伝いをして欲しいとのご要望です。
施設入所に伴う生前整理や施設で最後を迎えられた方の遺品整理でお手伝いをすることは良くありますが、施設内でのお引越しというのは初めてのご依頼でした。部屋の移動に際してある程度の整理も同時に行いたいとのことですから生前整理と言えなくもないかもしれないですね。
そんな訳で実際の現場を確認すべくお聞きした住所を訪ねてみると、そこには海を見渡せる絶好の眺望を誇る高級そうな施設がありました。目前に広がる海ではサーファーの方が何人も海に挑んでおり、さらにその奥ではヨットのような物も見えます。
おおぉーー海だーーーー!!と叫びたくなるところですがここで叫んでしまったら周りから白い目で見られそうでしたので自制しつつご依頼者のもとへ。
簡単に挨拶をすませてお部屋を拝見させて頂くと、12畳くらいのお部屋が二部屋あり手前はタイル張りの床で奥の部屋が畳部屋といった感じになっていました。
基本的に奥の部屋で生活をされていたようで、手前の部屋は施設に入所する際にご自宅から持ってこられた家具や棚がびっしりと置かれておりちょっと窮屈な感じです。
なんでも施設に入所する際に自宅を売却して入所の費用に当てられたそうですが、嫁入り道具の桐ダンスや三面鏡などどうしても手放したくないものを自宅から施設に運び入れたらこんな状態になってしまったそうです。
今回お部屋を移動するにあたって、桐ダンスなどのこれだけは絶対に手放さないと考えているもの以外はある程度整理しようということになったそうです。
ご夫婦のお話しを聞きながら、新しいお部屋へ運ぶものと整理してしまうものを確認しているとご主人の物が圧倒的に整理されてしまうような感じがしますがそこはご主人の優しさなのでしょうね。嫁入り道具など奥様の持ち物はかなり大物の家具も多くこれらを優先するとどうしてもそうなってしまうのかもしれません。
そんな訳で作業日にはご夫婦と一緒に最後の品定めを行いながら一日かけて2階から3階の新しいお部屋へと引越し作業を行って参りました。施設内の引越しでしたので、広い廊下とベットも入る大きなエレベータで作業も非常にスムーズに進み予定より早く終わって、最後はご依頼者と一緒に海を眺めながらお茶して作業完了となりました。
旅館などに泊まった時に露天風呂から海が見えたりすると長湯しそうになりますが、いつでも海の見える終の棲家って憧れますよね
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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