名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.11.08
口は出すけどお金は出さない
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
なんか暖かいですねこの季節に作業していて汗だくになるとは思いませんでした。週末の名古屋は雨になりそうですが行政書士試験に影響が出ないといいですね。
さて、相続が発生するといろいろと揉め事が発生したりします。財産があるお宅はあるなりに、財産の無いお宅は無いなりにそれぞれの事情で揉めることとなりますが遺品整理で特徴的な揉め事の一つに口は出すけどお金は出さないというのがあります。
ご兄弟などが多く相続人が複数にわたるような場合に生じやすいのですが、喪主を努められた方がそのまま遺品整理も行っていこうとした際に別の相続人があれやこれやと主張して場を掻き乱すようなのが典型的です。
もちろんご家族であり相続人なら遺品の整理の仕方について意見を言うのは大事なことです。家族全員の意見を出し合ってみんなが納得できる遺品整理を行っていくべきものですが、揉め事の大半は自分では何もしないのに誰かが何かを進めようとすると文句だけ言って自分では積極的に行動しない方が存在する場合です。
他のご家族は手早く遺品整理を行って通常の生活サイクルに戻りたいと思っているのですが、反対意見を言う方がいると強行するわけにもいかず、無理矢理進めてしまう遺品整理にかかった費用を全て負担しろと言われかねないのでそこで一旦止まってしまうことになります。
また「そんな無駄なお金を使わなくても自分達で少しづつ片付ければいい」「俺が時間をみて片付ける」とまで言われてしまうと、他のご家族も遺品整理を強行するわけにもいかなくなってしまいます。
ただ、言った本人がちゃんと行動に移してくれれば問題はないのですが、揉める場合は大抵、口だけ出して自分ではなんやかんやと理由をつけて遺品整理に一向に着手せず放置している場合です。
最終的にはご家族の誰かが進まない整理に業を煮やして遺品整理を強行されることになるのですが、遺品整理を行うのが遅れたことによって不動産の売却シーズンを逃してしまったり、相続の手続きが遅れてしまったなど色々と問題が出てきてしまったりします。
ただでさえ揉めやすい相続の場面でこういった小さな事が積み上がり、相続人の間でイライラが蓄積して最後に爆発!相続が争族に!なんてことも起きかねませんので日頃のお付き合いの中で建設的な意見を言う方なのかそれとも口先だけの方なのかを見極めておかないと時間と費用を無駄にしてしまう遺品整理となってしまうかもしれませんね。
遺品整理でこんな場合はどうしたらいいの?とお悩みでしたらいつでもご相談ください
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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