名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.01.08
作られた寝たきりを防止しましょう!
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
年明け最初の現場でのこと正月休みで体がなまっていたのかダンボールが重たく感じました。寝正月ばかりしていると筋力が相当低下するみたいですね。
うろ覚えですが、1週間の入院生活で筋力は20%近く減少するそうですから、コタツにみかんで寝正月なんてしていたら入院生活と同じくらい筋力が低下していてもおかしくないですよね。
さて、まだまだ若い?と言える私のような30代の人間なら寝正月の後は頑張って仕事をすればじきに体力も筋力も元に戻ってくると思われます。特に遺品整理のような体力仕事の場合は筋力の低下について思い悩む必要はないのかもしれません。
ただこれが高齢者となってくると状況が異なってきます。高齢者の筋力低下は下肢に顕著に現れます。家庭内での事故も転倒による骨折などが多く、骨粗鬆症などの要因もあいまって病気や骨折を原因として入院生活や自宅での寝たきりの生活となってしまうケースも多く見受けられます。
この時に注意したいのが、「作られた寝たきりの防止」です。高齢者が骨折などで自宅で療養している際に介護する側がベットで安静にしていてくれる方が介護が楽だからと、ずっとベットで寝たきりの状態にさせてしまう場合があります。もちろん介護の手間ではなく、わざわざ無理をさせる必要がないと思いやりの気持ちからそうされている場合もあることでしょう。
ただ、前述のようにベットで寝たきりのような過度な安静状態では日に日に筋力は低下していき、ただでさえ筋力が低下していっている高齢者には致命的な症状を引き起こしかねません。
高齢者を寝たきりの状態にしておくと次第に起き上がる事への意欲の低下にも繋がりますし、なにより床ずれや、肺炎、ボケなどを併発する恐れがあります。
家族の気持ちとしては高齢者が怪我などしたら無理せず安静にしてもらいたいと思うのが普通だとは思いますが、過度の安静は反対にその後の高齢者の生活を不自由にしてしまうかもしれません。
そうしない為にもお医者さんと相談して無理の無い範囲で運動をしてもらい、元気なシルバーライフを送ってもらえるように考えていきたいものですね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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