名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.01.13
遺品整理人から新成人の皆さんへ期待すること
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
正月明けの3連休も終わり、なかなか正月気分が抜けなかった方々にとっては本格的な仕事始め前のいい中安めになったのではないでしょうか。
成人式も各地で行われていろんな地区での成人式の模様が放送されていましたね。成人になったことを記念しての選挙の模擬投票や寒中水泳、献血などいろんなイベントが今はあるもんだと感心しますが、悪い意味での風物詩というか成人式で暴れる新成人というのも毎年問題になっていますが今年はどうだったんでしょうか。
ニュースを見ている限りでは一部地域を除いてそこまで酷いのはなかったような気がしますし、テレビ局がそういった場面を放送するのをやめている可能性もあります。ああいう目立ちたがりな子はテレビに写るかも!と思って無駄にやる気を出していかもしれませんから、そういった荒れた成人は社会から無視されるという風潮を作っていけば自然消滅していくかもしれませんね。
なにはともあれ新成人の皆さん成人おめでとうございます。超高齢社会で若い方々の負担はますます増える一方ですが、逆境に屈しない強い心を育てていってくださいね。
ところで最近ケアマネージャーの方々とお話しをする機会が多くあるのですが、そんな中でケアマネージャの皆さんが困っている問題の中に身元保証があります。
ある程度財産を持っている方はNPO法人などの終身に渡って面倒を見てくれる所にいったりできるのですが、財産を持っていない方はそうもいきません。ただ、生活保護を受けるまで悪化した状況ですと今度は市区町村の保護課が動いてくれたりするので、極端に財産を持っていない方は意外と保護されていたりします。
一番困ってしまうのが目立った財産もないけれども生活保護を受けるほどでもない、そして身元保証をしてくれる親族がいなかったり、またはいても関わりを拒否されてしまったような場合だそうです。施設入所や入院、手術等の際に身元保証をしてくれる方がいないような場合だとケアマネージャの方は本当にご苦労されているようです。
遺品整理の場面でも賃貸物件などで入居者が亡くなった場合にいざ親族に連絡を取ってみると相続放棄をされたり、片付けを大家さんに任せてしまったりと一切関わり合いたくないといったご親族の対応に大家さんが苦慮している場面にしばしば遭遇します。
これは何も孤独死や自殺といった特殊な状況で起きることではなく、普通に病院で亡くなったような場合でも起きていることです。そこに至るまでの家族内での事情というのも当然あったのでしょうが、全体的に家族の関わりが希薄になっているように感じるのも事実です。
成人式の際に過去の両親から新成人へ向けた手紙のタイムカプセルを開けている様子を見ました。成人式を無事迎えられるということはそれだけの期間を誰かに守られて生きてきたということでもあります。
家族の繋がりが希薄になりつつある現代ですが、成人を迎えた皆さんはこれからは誰かを守っていけるそんな立派な大人になってくれることを期待します。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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