名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2015.01.17

遺品整理業者は上手に使っていきましょう

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

インフルエンザが猛威を振るっているようですね。皆さんは大丈夫ですか？日頃から手洗い、うがいをしっかり行い適度な運動で風邪を引かない丈夫な体を作っていきましょう。

さて、そんな年明けの現場でのこと名古屋市のある現場で見積もりをしていた時のお話です。その現場はご依頼者のご兄妹がお住まいだったお部屋なのですが、数年前にご兄妹がお亡くなりなってからはしばらくそのままにされていたそうです。

そろそろどうにかしないといけないなと思われていた折、当社のHPを見てご連絡を頂いたのがきっかけで見積もりにお邪魔させて頂きました。

建物は２階建てで部屋数も多く、古い造りをしているため軒下にもぎっしりと荷物が積まれているそんな感じのお宅です。

荷物はかなり多い部類ですが、戸建ての遺品整理なら良くある状況とも言えます。最初のお電話では「ものすごいことになっていますから！ほんとにすごい事になってるんですけど作業してくれますか？」と何度も念押しされていましたので、もしかしたらこれまでに頼んだ業者に断られた経緯があるのかもしれません。

もちろん当事務所ではどんな現場でも作業は可能ですから、見積もり作成後に作業日を決めて見積もりの控えをお渡しさせて頂いたのですが、そこでようやく遺品整理が前に進むと実感されたのか「これで安心できます～」とほっとした表情をされていました。

なんでも、あまりの物量で一般の業者さんでは手に負えなかったらしく（ちょっと立地的に作業しづらい所ではありました）、これまで定期的にご依頼者が来てはご自分達で片付けられる範囲の物を片付けていたそうです。

しかし、名古屋市の指定の袋に分別して入れて市の回収に出すにしても一度に出せる量も体力的に限りがあり、そもそも大物家具やブロック、油、倉庫などどうやって片付けていいのかわからない物もたくさんあり途方にくれていたようです。

こんなペースでは片付けが終わるまでに何年も掛かってしまうと思っていただけに、費用は掛かっても１日で片付けが終わるなら、これから何年も通うことに比べたら遥かに経済的と今回のご依頼となりました。

「もう、ほんとに家族だけで片付けるのに疲れちゃって、、、、」とポロリとこぼされていたのが印象的でしたが、現場によっては本職が作業を行っても大変な現場というのは確かにあります。ご家族で遺品整理を行う場合は無理をして体を壊す前に一度ご相談くださいね。

全てを業者に任せるのではなく、一部を家族、残りを業者と家族で片付けられない物だけを業者さんを手配するというのもひとつの手ですから、遺品整理業者を上手に使って安全な遺品整理を行ってくださいね。