名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.02.04
恵方巻に願うことは
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は節分でしたね!節分と言えば最近は恵方巻が有名になりましたよね。最近といってもここ数年は毎年恵方巻で賑わっていると思いますが、私が最初に恵方巻なる存在に気づいたのは不動産会社に勤めていた頃なので約10年程前になります。
当時は恵方巻って何???ってくらい知名度はありませんでしたのでコンビニだったか近くのスーパーだったかで専用コーナーを見つけて頭をかしげていたものです。
それでも何やら縁起物っぽい食べ物という事はわかりましたので会社の皆で食べようと切られていない巻き寿司のような物体を初購入して会社へと戻りました。
その時点では恵方巻という食べ物もそれにまつわる風習などもまったく知りませんし、会社の同僚も誰も知りません。ですので、大きな恵方巻を前に「切って皆で食べよう!」と宣言し、事務員の方に人数分に切ってもらい皆で美味しく頂きました。
その後インターネットで恵方巻を検索して「切らない!」「無言で願い事を考える!」「方角が大事!」と気づいて、全部守ってないじゃない!と皆で大笑いしたものです。
楽しく食事が出来たというだけで十分な幸があったと思っていますが、翌年からは方位磁石付きの恵方巻きなるものも発売されていたのでちゃんと決め事は守りましたよ。
恵方巻の話しではありませんが、「遺品整理」という言葉もここ数年で随分と認知されてきたように思います。もちろん、色々なパターンがあり、「遺産整理」「遺品処分」「遺品片付け」など色々な呼ばれ方がされてはいますが、共通するのは遺品をゴミとは考えていないということです。
私が遺品整理業に携わった頃ではまた遺品整理という言葉自体も認知されておらず、「ゴミ処分」「不用品回収」などの言葉の中に遺品整理が含まれているような感じでした。
なら、遺品整理とゴミ処分は何か違うのか?と言われると作業後の結果だけを見れば部屋の片付けという意味では同じ作業かもしれません。
しかし、同じ作業でもそれに向き合うご家族の気持ちとその手伝いをする方々の気持ちには大きな違いが出てきます。
遺品整理の仕事の認知度が上がるにつれて多くの業種から遺品整理業界へと参入がありました。遺品整理はご家族の数だけその手段や方法が変わってくるとも言えますので、色々な業態から様々な特徴を持った遺品整理業者が生まれるのはご遺族に合った遺品整理を行う上でも歓迎するところではあります。
しかしながら、遺品整理業者が急増した分だけ価格競争も激しくなり、中には明らかにおかしな料金設定の会社も存在します。良いサービスをより安く提供するのは企業として望まれるところではありますが、安かろう悪かろうでは困りますよね。
特に遺品整理は故人の残された大事な品を扱う仕事であり、またご遺族にとっても相続やその後の手続きをスムーズに行う上で重要な作業となります。
せっかく「遺品整理」という言葉が認知されてきたのですから遺品整理=ゴミ処分だと言われないように遺品整理全体の質の向上を目指して行きたいですね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。