名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.02.10
そこはちょっとやめた方がいいのでは、、、、
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
寒いですね!昨日の名古屋は晴れ間が見えたと思ったら小雪がちらつく寒い一日でした。冬将軍には早く撤退してもらいたいものです。
さて、このブログでも遺品整理の時に貴重品が見つかることがあると何度となく書いてきていますが、今日はこんな所に貴重品が!という話を少しだけ。
その現場はワンルームのお部屋で非常に綺麗に生活していた様子が伺えるお宅でした。高齢の女性の方だったようですが、誰の手を借りることもなく最後まで自立した生活をされていたようです。
そんな方のお住まいですので部屋も綺麗で荷物も整っており遺品整理もスムーズに行うことができました。ちょっと変わったところといえば節約グッズがたくさんあることでしょうか。
節水シャワーやLED電球、お風呂の温度を下げないようにするシートなどなど節約に心がけていたのが一目でわかるそんなお部屋でした。へ~こんな節約グッズがあるんだ~と感心しながら作業を進めていき最後清掃の段階でのことです。
トイレの清掃をしていた時にふとこれだけ節約している方ならもしかしてと思いトイレのタンクを開けてみました。
不動産の管理社員の時代に良くトイレの水を節約する為に水を入れたペットボトルをタンクの中に沈めている方を拝見していたので今回ももしかしてと思ったためです。
しかし、予想は外れペットボトルはありませんでした。しかし、代わりにビニール袋に入った黒いものがタンク内の支柱に括りつけてありました。水の中なので歪んで見えてしまうのでこれはなんぞ?とばかりにひっぱり出してみるとなんと印鑑です。
こんな所に隠しているくらいですから恐らく実印だったのでしょうが、お渡ししたご依頼者の方もビックリされていました。
色々な隠し場所を見てきましたがまさかトイレタンクの水の中とは、、、、、みんな大事な物の隠し場所で頭を捻っているんですね。
遺品整理を行う者からの助言としては、他人に見つからないように隠すとしてもせめて遺品整理の際には見つかるような場所にしておきましょうということです。
仏壇やタンス、カーペットの下などは遺品整理をしていれば必ず見つかりますが今回のようにトイレのタンク内や天井裏、床下収納のさらに奥などは専門の遺品整理業者でもスルーしてしまう可能性があります。
貴重品の隠しかたはそれぞれですが、せめて最後の遺品整理を行った時には見つけてもらえるような所に置いておくとご家族が困らなくて済むかもしれませんね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。