名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2015.03.15

緊急依頼？いいえ、お礼のお電話でした。

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

花粉が凄いみたいですね。幸い私はまだ花粉症にはなっていませんが、スタッフの中には花粉症で苦しんでいる子もいて辛そうにしています。お大事に

さて、先日の夜中の事です。23時頃に事務所の電話が鳴りました。こんな時間に鳴る電話はだいたいが緊急の依頼の場合が多いので慌てて電話に出てみると、女性の方からの電話です。

どうも緊急の依頼ではなくちょっと話を聞いてもらいたいんですけどといった始まりから仕事や同僚との付き合いなどの事を話されています。

遺品整理の仕事に携わっていると、自殺希望者からの相談電話などを受けることもあり、もしかして今回もかと慎重にお話しを聞いているとちょっとそれとは違う感じでした。

声の感じは明るいし元気に喋られている様子から深刻な話しではないと思えたので詳しくお話しを聞いてみると、対人関係の悩みから引き篭りがちになっていた時に当事務所の「孤独死確率診断チェック」を見つけられて試されたそうです。

この歳になってから独り身だと自分ももしかしてという思いから診断チェックを試されたところ、思いのほか当てはまってしまったらしくこれはマズイと思ったそうなのですが、診断チェックの後にある孤独死しない為のアドバイスを読んで少し前向きに考えられるようになりましたというお礼のお電話でした。

若い方に興味を持ってもらえるように作成したサイトページでしたが今回はまさに一番見て欲しい年代の方の参考になったようで作成した側としても嬉しい限りです。

先ごろ年間の自殺者が3万人を下回ったというニュースが流れていましたがそれでもまだ年間に2万人以上の方が自殺している統計が出ています。また、昔から言われていることですが、発表される自殺者数はあくまで自殺と確認がとれたものだけであり、実際の数はもっと多いのではないかと言われているくらいです。

そんな若者に厳しいとも言える世の中で、今回ご連絡を下さった方のように当事務所がお役に立てることがあればどんなことでもしていきたいと思っています。

「まずはご近所の方から挨拶をしていこうと考えています！」お電話の最後で言われていた言葉ですが、孤独死しない為にもまずは社会との接点を切らないようにする努力が大事だということが伝わったようで電話終了後に年甲斐も無くガッツポーズを取ってしまいました。