名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.03.21
ご近所の元気なおばちゃま達
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
先日ジャパンレンタンカーに車を借りに行った際に併設されているカラオケ店の前に自転車がズラリ。店内には学生が溢れていましたが、春休みに突入してるのですかね?
そんな春の日差しが暖かなある日の現場でのこと、その作業はお客様の立会い無しで作業を行っていました。
市営の団地の一室の遺品整理なのですが作業内容はご依頼者の方と管理事務所の双方に確認して万全を期した状態で開始です。仕事は準備が8割ですよね。
スタッフとも開始前に打ち合わせを行っていざ作業開始!特に問題も無く順調に片付けていっていたのですが、そんな時に元気な声で外から呼びかけてくる声が、、、、「○○さーん、いらっしゃいますか~」とガラリと開く玄関の扉。
ご依頼者の方の立会い無しでの作業ですので当然「○○さん」はいらっしゃいません。玄関から顔を覗かせたご近所のおばちゃまと思われる方も「あら、こちらの方はみえられる?」と不思議な顔をされています。
本日は当事務所だけの作業でご依頼者の方は見えられないことを説明すると「あら~そうなの、この間ここにある物で欲しい物があればなんでも持っていってもいいって聞いてたのよ、ちょっと見せてね」と二人のおばちゃまが室内に入ってきます。
「ちょ、ちょっとお待ちくださいね。今、ご依頼者の方に電話で確認しますので」、「大丈夫、大丈夫、○○さんとは話がついてるから、なんでも持っていってって言ってたわよ」とかなり押しの強い方です
「そうはおっしゃられても私達はご依頼者の方から何も聞いていないので確認が取れるまではお渡しすることが出来ないんですよ。ですから、ちょっとだけ待ってくださいね。」
この現場の見積もりの際にご近所の方が欲しいものをもらってくださるかもというお話しは少しだけ出ていましたので、恐らくその事なのだろうと思いつつも、正式にはご近所の方にお渡ししてもいいという了解をもらっていない状態でしたので念の為にご依頼者の方に確認すると「あ、○○さんって方ですかね?でしたら大丈夫です」という確認を取ることができました。
「ほらね~、言ったとおりだったでしょう」とさらに強まるおばちゃまの攻勢にたじたじになりつつもご近所の方と必要な物を一緒により分けてお渡ししていきました。
お庭でのガーデニングをする際に使えそうなバケツや柄杓、その他故人の方が使われていた日用品をいくつかお持ちになられていきました。
「お兄ちゃん、邪魔して悪かったね!それじゃ頑張ってね!」と登場された時と変わらぬ元気な姿で帰っていかれました。
元気なおばちゃまとお話ししているとなんか明るくなってきますよね。春なのに夏のような印象を受けた現場でした。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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