名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.03.23
その弁護士は本物ですか?
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
毎朝やってる番組で占いコーナーがあり、流し見しているのですが、12星座の中で一番運勢が悪い星座が発表された後に必ずラッキーアイテムが出てきますよね。
毎回違うアイテムが紹介されていますが、あれって誰がどのようにして決めてるのか、もの凄く気になるんですよね。なんか根拠があって言っているのか、それともただ言ってるだけなのか。不思議に思いませんか?
さて、そんな言ってるだけという話しではありませんが先日こんな電話相談を受けました。ご相談者の方が知り合いの方からお金を貸して欲しいと言われているそうで、話しを聞いてみるとなんでも知り合いの方が何かの事情で銀行の通帳と印鑑を弁護士を名乗る人間に渡したとのことで、その後通帳と印鑑は戻ってきたのですが口座が凍結されてお金が引き出せなくなったとのこと。
さらにその弁護士を名乗る人間とのやりとりでお金を払えば凍結を解除する手続きをしますよと言われているらしく、これってどうなんでしょうか?というのがご相談内容でした。
ご相談者の方自身が詳細をご存知ないような為、なんの為に弁護士に通帳を渡したのか、そもそもその弁護士は本物かどうかから怪しさが溢れているような気がします。
ご本人さんは何故か銀行に問い合わせすることを避けているような感じで、そういった弁護士にお金を払うことが何かの罪になるのかを気にされているとのことで、ご相談者の方もほとほと困ったご様子でした。
高利貸しからお金を借りる際に口座を担保として預けたのか、それとも口座売買に手を染めたのか、ただ単純に何かの契約の過程で口座を預けただけなのか、ご本人ではないご相談者の方がわからないことは残念ながら私にもアドバイスできることは少なく、まずは銀行に相談しにいって口座の状況を確認してもらいましょうと伝えることしかできません。
以前に別件で頂いた電話相談では相談者の方自身が口座を悪用した事によって警察によって口座を凍結され、それ以後どこの銀行にいっても口座を作ることができなくて困っているという相談を受けたことがあります。
今回のご相談者の知り合いの方が口座を悪用したかどうかはわかりませんが、口座を悪用すると上記の方のように今後一切の口座を開くことが出来なくなってしまうかもしれません。
今の日本で銀行に口座が開けないとなってしまうと非常に生活がし辛くなりますよね。安易な口座売買などには手を出さないことはもちろん、最近は弁護士をかたる詐欺もありますのでくれぐれもご用心くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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