名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.04.13
老後の楽しみのはずが、、、、
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
今日の名古屋は朝からの雨で少し肌寒い一日の始まりとなりました。なかなかコートが手放せませんね!
さて、遺品整理の現場では故人の方々の様々な人生に触れさせて頂く事になりますが、中には幸せな最後とは言えないものもたくさんあります。
一番多いのがやはり借金苦で自殺されてしまう方々でご本人もご家族もやりきれない遺品整理となってしまうことがほとんどでしょう。
借金苦に至る典型的なものはやはりギャンブルで遺品整理の見積もりに伺うと督促状や債権回収会社からのお知らせがポストに溢れているといった場面に出くわすことも多々あります。
ただ、中にはギャンブルとは思っていなかったのに結果的に大きな損失や負債を抱えてしまったが故の最後というのもあります。ギャンブルで自殺されてしまう方は比較的若い方が多いのですが、中年や高齢者となってくると少し事情が変わってきます。
もちろん、高齢者でもパチンコや競馬などのギャンブルが辞められないといった方は大勢見えられますが、極々一般的な方が思わぬ負債を抱えてしまうものに金融商品がありますよね。
株式への投資や最近はFXなども人気で株価も上がってきている現在は再び財テクを検討しようとされる方も多いのではないでしょうか。
定年退職した後の老後の資金計画の一環で株取引を始めたという人もたくさん見かけますが、当然の事ながら株取引などの金融商品は元本が保証されているわけではありませんから市場の動きによっては損失が発生することだってあります。
特に信用取引のように自分が持っている以上の資産を運用して大きな取引をすれば、予想と違った値動きで一瞬で莫大な負債を抱えてしまったなんて話は巷に溢れていますよね。
また、株式などの金融商品に限らず、老後の楽しみで買った骨董や絵画などの趣味がきっかけで知らず知らず借金を抱えてしまったなんてこともあります。
最初は小さな買い物だったはずが、お店の勧めに従って次第に大きな買い物をするようになってきてしまい、支払いも現金払いからカード払いへと変わって自分がどれだけ散財してしまったかに気づかずにどんどん購入してしまう。
お店の人も買ってくれるお客さんなら熱心に勧誘してきますのでその勢いに押されてさらに購入という悪循環に嵌って最後は借金で首が回らなくなってしまったという話はこの仕事をしているとたくさん接することとなります。
老後の楽しみで始めたつもりが、悲しい最後となってしまわないように気をつけていきましょうね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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