名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.04.19
誰にも知られたくない過去のひとつやふたつはある
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
この間パソコンのフォルダを何気なく確認していると普段使っていなフォルダに写真が大量に保存されていました。
別段怪しいものではなく長年続けてきた合気道道場での稽古の様子や合宿、鏡開き、新年の初稽古の様子などが残っており、思わず眺め回してしまいました。
遺品整理の現場でのご遺族とのお話しでも「荷物もそうだけど恥ずかしい物は見られる前に処分しておかなきゃね!」と仰られる方もおり、実際に遺品整理の現場ではたくさんの思い出が出てくることになります。
中にはご家族が思いもしないような物が出てくることもあり生前整理の必要性を実感するものです。
出てきた物が故人が若い頃に旦那さん(奥さん)へ宛てたラブレターならちょっと恥ずかしいかもしれませんが良い思いでともなりますし、ずっと大切に残しておいてくれたのだと心暖まるエピソードになります。
しかし、実際の遺品整理の現場ではそんな優しさに溢れた物ばかりが出てくるわけではありません。見知らぬ女性と写っている写真や手紙、特殊の趣味などご家族の知らない一面が遺品整理で現れてくることもしばしばです。
特にご依頼者から指定がなければ亡くなった方が男性でちょっとエッチな本などは遺品整理業者が気を利かせてご家族などには知られないように片付けてくれたりしますが、難しいのがお手紙やお写真です。
良くあるご依頼方法のひとつに「写真類は全て残しておいてください」や「自筆の物や手紙類は確認したいので全て残しておいてください」といったご依頼を受けることがあります。
このようなご依頼の場合は遺品整理業者が内容を判断することはありませんので、写真と日記や手紙などの自筆で書かれた物などは全て仕分けをしてご依頼者へお渡しすることになります。
もちろん仕分け中にその内容を確認したりもしませんので、日記なら貴重品が間に挟まっていないかを確認する程度ですし、写真ならネガも含めてすべて取り分けることとなります。
インターネットなどでは「パソコンのデータを消去するまでは死んでも死にきれない!」なんてのは笑い話の定番ではありますが、遺品整理で愛人の写真や隠し子の存在などが発覚したら修羅場になってしまいますよね。
なにも証拠隠滅を勧めるわけではありませんが、自分の死後にご家族へ余計な心労を掛けない為にも知られたくないものがあるなら自分の手で闇にほうむ、、、もとい片付けをしておきましょうね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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