名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.07.09
ご遺影とともに見守る遺品整理
おはようございます。名古屋市の遺品整理専門第八行政書士事務所の谷です。
今日の名古屋は雲りですね。先日とある会合でお会いした弁護士の先生に遺品整理専門ですとお伝えしたら「探偵業はされてる?」と聞かれました。
どうにも企業の調査かなにかで調べられる人を探されていたようですが、
色物行政書士と思われてしまったようですそうですよね~、遺品整理専門の行政書士なんていませんしね~、、、遺品整理という言葉もやっと市民権をえたかな?っといった所ですし、さらに行政書士が専門で行うなんて誰も思わないでしょうし仕方ありません。
行動と結果で示して行こうと思います
さて、遺品整理は心の整理と私は思っています。遺品整理はそこに暮らしていた故人様とのお別れの場でもあり、葬儀に続く故人様との思い出を偲ぶ場なのではないでしょうか。
今回はそんな心の整理とも呼べる遺品整理のお話しです。
そのご依頼は故人様とは血の繋がりもない若い男性からのご依頼でした。なんでも離婚された母親の知人が暮らしていたお部屋とのことで、離婚された母やその息子である自分を本当の家族のように接し、大変良くしてくれた方だったとのことです。
ご依頼者の方も本当の父親以上に思っており成人してからも付き合いが途切れることもなく、変わらず愛情を注いでくれていた故人様に大変感謝されているご様子でした。
そんな方が突然亡くなり、悲しみの中遺品整理を行わなければならない。しかし、ゴミとして全部業者に任せてしまうなんてとても出来ないと、時間が掛かってでも一緒に遺品整理を行ってくれる所を探されていたようです。
通常遺品整理というものは、整理業者が作業スタッフを連れてきて、貴重品の捜索などを行いながら素早く片付けていくのが売りとも言えますし、価格競争をしているような業者では何件も依頼をこなさないといけないことから作業時間にシビアな所も確かにあります。
そんな中で見つけてくださったのが私達だったようです。
もちろん、ご依頼者と一緒の作業も問題ありませんから仕分け作業なども一緒にして頂くことになりました。
当日はお母様も見えられて作業を見守ってくださることになったのですが、その手には故人様のご遺影がありました。
「この人にも作業の様子をみせてやってください」とお母様。
「もちろんです!どうぞ一緒に作業をみていてください」私にはこれしか答える言葉が浮かびませんでした。
作業となるお部屋はアパートの2階で間取りも2Kと男性の一人暮らしとしてはとても整理が行き届いておりお部屋も綺麗です。
当然その中にしまわれているお写真などもきちんと整理されており、ご依頼者の方と一緒に写っている写真や子供の頃にご依頼者が書いた故人様への手紙などが出てくるとご遺影に向かって話しかけられています。
「こんな手紙まで残してくれていたんだね、ありがとう」と、
荷物は少ないですが、思い出は溢れるくらいにあるお部屋の整理です。思い出のある品が出てくる度一言一言ご遺影に向かって話しかけられるご依頼者の姿を見ていると血は繋がってなくても本当の家族なんだなと思わずにはいられません。
ゆっくりと丁寧に作業を進めたお部屋の遺品整理も荷物を出し終わりお部屋の清掃をして完了となりました。集金をさせて頂き私達の作業は終了。
ここからはご家族の時間だとスタッフを連れてトラックに乗り込む私の目には故人様が暮らしていたお部屋の玄関でご遺影を胸に抱いて頭を下げている親子の姿がありました。
この仕事やってて良かったと思える素晴らしいご家族との出会いでした。
第八行政書士事務所は遺品整理に関するどのようなご要望にもお答えします。
お気軽にご相談くださいね。
名古屋の遺品整理専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
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