名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.09.21
日本人ならお風呂ですよね!
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
なんか自民党がクジラ料理を出すとかで物議をかもしているようですが、私も久々に食べたい!といっても思い出にあるのはパサパサした赤くて四角くておつまみみたいなものですけどね。クジラの竜田揚げとか食べてみたいですね~。
さてさて涼しくなってくると温かいお風呂に入りたくなるものですが、ひとり暮らしだとお風呂を沸かすのも無駄が多いのでもっぱらシャワーで済ませてしまいます。それでもたまには大きなお風呂に入りたくなるとスーパー銭湯なんかを利用したりもしますが、でかいお風呂っていいですよね。
お風呂関係でいうと以前にこういう現場がありました。その現場は東海道新幹線の線路脇にある古い住宅が立ち並ぶ一角にあり、昔しながらの長屋のお住まいです。ご依頼者は入居者ご本人様で、高齢になり娘様と同居される事になった為、引越しする前の整理に呼ばれた形です。
お部屋自体は和室一部屋と狭いキッチンそしてベランダから続いている物置の中身程度のものですので物量自体は少なく、作業時間的には2時間もあれば十分に終わってしまう量でした。
しかし、そのお部屋にはなぜかもの凄く大きな後付の物体が置いてあるのです。そう、それはお風呂です!
ご依頼者のお話しを聞くと、古い長屋のためお風呂の設備はもともと無かったそうです。部屋にお風呂は無くても近くに銭湯があったので困ることもなかったそうなのですが、その銭湯も経営者が高齢になり後継者もなく、そして昔しながら銭湯の需要自体が無くなっていることを理由に閉店してしまったそうです。
そうなるとその銭湯をずっと利用していた方々にとってはお風呂をどうしようかという問題になり、そしてご依頼者の方は部屋にお風呂を造ったという訳ですね。
普通ですとこういった大きな設備を部屋内に作る際は大家さんの許可を取って退去時にどうするのかは決めておくものですが、どうも今回は大家さんの許可などは取らずに設置されているご様子。そうなると撤去しなければいけないのですが、結構頑丈そうですよこれ。
ご依頼者の要望としては撤去をご希望です。本来なら専門の業者を別に手配して分解してもらう所ですがご予算も厳しいようでなんとか安くならないかとおっしゃります。
よくよく見てみるとガスの配管などはされておらずお湯はキッチンから分岐させてホースで引っ張ってきているだけのようで、浴槽とそれを囲むガワだけを分解できれば難しい工事はいらないように見えます。
なんとかなるでしょう!と時間はかかるかもしれませんがこちらのスタッフだけでなんとかやってみることになりました。
当日は予定通り荷物の搬出はすぐに終わったのですが、お風呂の解体にやはりてこずってしまいました。どうにも設置する際も素人工作で行っているようでネジの頭が潰れていたり、無題に頑丈に固定してあったりと分解も容易ではありません。また狭い部屋の中での大きな工作物の解体ですので作業の効率も悪い。
なんとかかんとか分解し終えたのですが、結局お風呂の解体だけで2時間近くもかかっていたと思います。スタッフには迷惑を掛けましたがご依頼者の方には「これで安心して大家に返せる」と喜んで頂けましたので苦労が報われる思いでした。
銭湯もいいですが、やっぱり気兼ねなく自分の家でのんびり浸かるお風呂が最高ですよね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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