名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.10.06
冬将軍が来る前に
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は台風の影響か雨の中での作業となりもー大変。そして今日もこの後作業、、、、、雨がこれ以上酷くならない事を祈ってます
さてさて、昨日のブログでも少し書きましたが寒くなったからといって孤独死の危険が減るわけではありませんのでご注意ください。
夏は熱中症を原因とする孤独死が増えますが、冬は心筋梗塞や脳血管障害を原因とする死亡が増えます。特に高齢者で独り暮らしの方は発見が送れがちになりますので注意が必要です。
真冬の遺品整理の現場で多くなってくるのがお風呂場とトイレで亡くなられた方の遺品整理です。昨日のブログで書いたように家庭内事故で一番多い死亡原因が溺死です。
家庭内事故の約3割を占める死亡原因が溺死、恐らく入浴中に意識を亡くされたなどが主な原因と思われます。
従来の日本家屋は暑い夏場を快適に過せるように設計されており、その反面冬の寒さには弱い面があります。特に脱衣所などは衣服を脱いで寒さにさらされた後、浴室で再度熱いお湯に浸かったりしますので血圧の振れ幅が大きくなってしまいます。
その結果、日頃から高血圧気味の方や心臓の持病を抱えていらっしゃる方などは入浴中に意識を失い溺死ということになってしまわれます。
お風呂場で亡くなられた方のご遺体は発見までの時間にもよりますが、警察も匙を投げて葬儀業者さんにお願いするほど遺体が損傷しやすくなっています。
またトイレなども同じように寒い中で下半身を露出したり、冷たい便座に座ったりすることによって血圧が変動し、また強くいきんだりしたことによって脳の血管が破損して意識を失うといった危険性もありますので注意が必要です。
寒い冬はお風呂やトイレなどの身近な場所に大きな危険が潜んでいますので、冬将軍が猛威を振るう前に、浴室暖房や暖房便座などを準備して孤独死の危険を少しでも減らす対策をしていきましょうね。
最近は薄型で工事も不要な小型の暖房器具も出てきていますから一度調べてみるといいかもしれませんね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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