名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2014.12.05
空気が乾燥する時期です。火事にご注意ください。
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
なんか最近は梅雨か?とでもいうくらい雨が降っている名古屋です。現場作業だと寒いし冷たいしで堪りませんね。
さて、最近は雨続きであまり感じないかもしれませんがこの時期注意しないといけないのが空気の乾燥ですよね。天気予報でも「空気が乾燥しております、火の元には十分ご注意ください」というのは決まり文句ですよね。
遺品整理の現場でもあわや火事になる寸前の現場を良く目にすることがあります。原因は色々ですが、多くの場合は荷物や不用品が多すぎて危険な箇所が埋もれてしまっているといった場合です。
例えば以前行った遺品整理の現場では古い住宅にこれでもかというくらいビッシリと荷物を詰め込んだ押入れ、そして押入れに入りきらない荷物が部屋や廊下に積み上げられている状態でした。ここまでは良くあることですが、作業を進めていき荷物を片付けていくと一部異様な光景が現れてきました。
そこは荷物に埋もれてしまっていた壁のコンセントの当たりが真っ黒になっていたのです。恐らくコンセントの周りに付いたホコリかなにかに引火して火が出たのではないかと思います。ただ幸いそれ以上広がることがなく消えて火事にならなかったのではないでしょうか。もしかしたらあまりにも荷物が隙間なく積もっていたので燃えるだけの酸素が無かったのかもしれませんが、、、
どちらにしろ一歩間違えれば古い住宅でしたので火事で全焼。しかも長屋タイプでしたので自分の所だけではなくご近所もまず間違いなく巻き込んでの大火事となっていたと思われます。
これ以外にもタコ足配線のコンセント部分が溶けていたり、エアコンのコンセントの差込口が黒くなっていたなど、あわや大惨事!?となっていてもおかしくない現場をいくつも見てきました。そのどれもが火元となる部分が荷物に埋もれてしまって家人が危険に気づいていないところが共通点です。
遺品整理が終わった後にその黒ずんだ部分や溶けていた器具などをご遺族に見せると一様に声を失って「火事にならなくってよかった」と胸を撫で下ろしています。
荷物が多いご自宅では場所によってはネズミが漏電を起こして火事になってしまうこともあります。幸い私自身はネズミが原因で火事になったご自宅の遺品整理には携わったことはありませんが、ネズミによって家財や壁が穴だらけにされてしまっているご自宅というのは数え切れないくらい見てきました。
そういったネズミ被害が多い現場で共通しているのもやはり荷物や不用品がたくさん溜まってしまっているお宅が多いように感じます。もちろん荷物が多くても清掃をしっかりとし、食べ物などを放置せずにちゃんと片付けているようなご自宅ではそういったことはありません。
久々に開けた押入れに小さく黒い糞は落ちていませんか?しまっていた雑誌などが細かく齧られて散乱していたりしませんか?それらはネズミがいる証拠です。すぐに対策をしないと思わぬ大惨事に繋がりませんのでご注意ください。
また、誰も住んでいないから大丈夫といわけでもありません。長い間空き家にしていたご実家をいざ整理しようと久々に訪れたらネズミの巣窟になっていたなんてこともありますので、火事が心配なこの時期は一度様子を見にいってみてはいかがでしょう。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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