名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2014.12.15

年末の大掃除は計画的に

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

12月もいよいよ折り返し地点ですね。選挙も終わり、残すイベントとしてはクリスマスと年越しソバでしょうかね私としては名古屋人らしくきしめんで年末を迎えたいと思っています。

さてさて、クリスマスもお正月も関係なく遺品整理の仕事はやってきますが、ある年のお正月の頃のお話しですが、それは年明け間もない1月3日の雪は降っていないですがもの凄く寒い日のことです。転送してある事務所の電話が携帯へと転送されてきました。

若い女性の方からご依頼で遺品整理ではなく部屋に溜めてしまった不用品の処理をお願いできないかというものでした。お正月に掛けてくるぐらいですからよっぽどお急ぎなのかと尋ねてみると、なんでも住んでいるいる場所が会社の女子寮らしく他の方に見られたくないというご要望で夜間に他の方が寝静まった頃に作業をして欲しいというご依頼です。

ただ、女子寮の為当然男子禁制です。事務所のスタッフがその寮へ入っていくことができませんのでどうしたらいいのかと聞いてみると処分して欲しいものはゴミ袋で20袋程度とのことで、既にまとめてあるようです。ただ、日頃からあまり分別を気にしていなかったので可燃も不燃も全て袋でまとめてしまっているらしく一般の回収に出すに出せなかったとのこと。

お話しを聞いているとお仕事も昼勤や夜勤とこなしているらしく、ゴミ出しの日がうまいこと勤務時間と合わず、また仕事の疲れから掃除も適当になってしまい、結果どんどんとゴミが溜まってしまったとのこと。そんな部屋を他の同僚に見られる前に、このお正月休みになんとかしたいというのが切なる願いだったようです。

当然見積もりに伺うなんてことも出来ませんでしたので、一袋いくらという感じで料金を出させて頂き作業を行うこととなりました。当日はトラック1台を準備して真夜中の4時というか早朝の4時に現地に到着。携帯で到着をお知らせしたところ、お部屋から袋詰めされた不用品を持ってきてくださいました。

こちらとしては、それをトラックへと積んでいくだけですので、時間にして30分ほどで作業も終わり、他の方に見られる危険をなるべく少なくするために挨拶もそこそこに現場を後にしてその年最初のお仕事完了となりました。

これから年末にかけてなにかと慌しくなってくると思います。大掃除をこの日にやろうと思っていても急遽仕事や用事が入ったりして、そうこうしている内に年末最後のゴミ収集の日を逃してしまったなんてこともあるかもしれません。

年末の大掃除は計画的に行きましょうね。もちろん遺品整理のご相談もお待ちしております。