名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.01.29
冷凍室で冷やされていたものは、、、、、
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
26日に行政書士試験の結果発表がありましたが、その日の午後に一通のメールが届きました。その方は以前に私が受験生だった頃に作成した受験資料をお譲りした方だったのですが、「合格しました!」との感謝メールでした。
手作り感満載の資料だったのですが何度も見返して利用してくれたようで、また合格発表当日にわざわざご連絡を下さったことにこちらも嬉しくてしょうがありません本当におめでとうございます!
さて、話しは変わりますが遺品整理でのご依頼の主なものが荷物が多すぎたり、部屋がゴミ屋敷になっていて手が付けられなくて困ったというものです。
以前に作業したお部屋でこんな事がありました。そのお部屋は高齢者がひとり暮らしていた長屋なのですが、長年住み続けていたこともありかなりの生活用品で溢れかえっていました。
ゴミが放置されているというよりは色々と溜め込まれている感じである程度は整理されているのだけれどもそれでも荷物が溢れてしまっているといった感じです。
ひとつの場所に長く住んでいれば避けられないことでもありますが、そんなご様子のお部屋だった為、ご依頼者の方も「全て処分で」というご依頼内容でした。
ただ書類関係が何も見つかってないので作業中に見つかれば確保して欲しいというもので、具体的に何を探しているというわけでもなく本当に万一何かあれば程度のご要望でした。
ゴミ屋敷ではないけれども室内はご家族では手も付けられないような状況でキッチン周りなどは建物の古さからネズミの死骸や糞などもありスタッフもなかなかに苦労して片付けを行ってくれました。
そんな中で私はキッチンの片付けを行っていたのですが、キッチン周りを手早く片付けて冷蔵庫の中身を出して綺麗にしようとしていました。
冷蔵庫はリサイクル家電ですので量販店に引き取ってもらったり、指定の場所へと運んだりしなければいけないのですが、ここでのチェックがなかなかに厳しくわさびや醤油などの小袋などの小さな物でも残っているといい顔はされませんので事前に取り残しがないようにしておかなければいけません。
ですので、冷蔵庫の中をひとつひとう仕分けしながら片付けていき、冷凍室の片付けに入ったときです。片付け始めた段階ではまだ電源コンセントが繋がっており冷凍室はヒエヒエ状態。また冷凍食品がこれでもかって位に詰め込まれれていて、これ一人で食べきれるの?と思うくらいの量が入っていました。
そんな状態の冷凍室から食品類をがっさごっそと取り出していったのですが、冷凍室の底のほうに食品とは違う袋がありちょっと違和感を感じます。なので袋を開けてみると中からはヒエヒエ状態の札束がそれ帯封付きです。
その他にも保険証書や実印などが一緒に冷やされており、ご依頼者の方も「なんで冷凍してんねん」と呆れていましたが、確認せずに処分していたら大変な事になるところでした。
ご本人は大事な書類とお金を隠すつもりで冷凍庫に入れられていたのですから、当然相続人もその存在を知るわけがありません。遺品整理ではこういうちょっとした油断でゴミや不用品と思って大金を捨ててしまったなんてことが実際に起こりえます。
今回のご依頼者もそうですが、財産なんて持っていないだろうと思っていたような方の遺品整理の現場から大金がみつかるなんてことも珍しくはありませんので、荷物が多くて貴重品の捜索が難しいような場合は是非ご相談ください。
第八行政書士事務所の遺品整理は徹底した貴重品の捜索を行っていますので安心してお任せ下さい。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。