名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.04.09
遺品整理とパソコンのデータ保存
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
気づいたら桜がもう葉桜になっていてなんかあっという間に桜が散ってしまった名古屋です。皆さんの所はまだまだ咲いていますか?
さて、前回の続きという訳ではありませんが今回も遺品整理の際のパソコンに関する問題について少し書いておこうと思います。前回は遺品整理の際に故人様が残されたパソコンの中身は念の為確認しておきましょうねという内容でした。
今回はそのデータの保存についてです。ログインのトラブルなどもなくパソコンを起動することができて内容を確認することが出来るようになったとします。
特に大事そうなデータが無ければその場で確認して終わりという場合も多いのですが、とりあえずデータを持ち帰って後でゆっくり確認しようという場合もあるのではないでしょうか。
そんな場合にどうするかというと、①パソコンをそのまま持ち帰る。②USBメモリーなどの記憶媒体に保存して持ち帰る。③メールに必要なデータを添付して送信する。といった手段を取られることになると思われます。
経験上多いのは①と②となります。①の場合は故人様が使用していたパソコンをそのままの環境で持ち帰り起動させますので、データの確認もスムーズにいきます。
しかし、遠方から来ているご遺族の中にはパソコンを持ち帰ったり、郵送してまで確認しようと思われない方も多く②の手段を取られる方もいます。
USBメモリーは手軽に必要なデータだけをパソコンの本体からコピーして持ち帰ることができますので非常に重宝する方法なのですが、何気なく行ってしまうと後からデータが開けないといったこともありますので注意が必要です。
保存したデータの内、画像などのデータは比較的どのパソコンでも開けると思います。注意が必要なのはエクセルやワードなどのoffice仕様のものです。
良くあるトラブルが故人様が最新のパソコンを使用していて遺族が旧型のパソコンを使用しているような場合です。そのような場合はofficeの規格が異なっており最新verのエクセルやワードで保存したデータが古い規格のofficeに入っているエクセルやワードでは開けないといったことが起きます。
もちろん保存する際に古い規格でも開ける互換仕様でデータを保存しておけばこの問題はクリアできることがほとんどですが、高齢のご遺族の中にはパソコンの操作に不慣れでどうしたらいいのかわからないといった場合もあると思われます。
故人様のお住まいとご依頼者のお住まいが簡単に行き来できる程度の距離なら保存したデータが自分達の使用しているパソコンでもちゃんと動くのかどうかを確認してから故人様が使用していたパソコンの処遇を決められるといいのではないでしょうか。
もし、自分達の持っているパソコンでは上手く動かないまたは動かし方がわからないのであれば故人様が使用していたパソコンをそのまま持ち帰る必要も出てくるかもしれません。
また、遠方でパソコンを持ち帰ることが出来ないような場合は遺品整理専門の業者にパソコンのデータの保存の仕方を聞いてからUSBメモリーなどに保存するといった手段も取ることができます。
もちろん第八行政書士事務所でもご相談に乗っておりますので、遺品整理の際にパソコンのデータ保存でお困りでしたらご相談くださいね。
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