名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2015.05.21

おせっかいが孤独死を防ぐ！

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

暑いですね梅雨入りも始まっていますが、既に各地で熱中症の患者が出ており死亡されている方も見えられます。暑い時間の農作業や屋外でのお仕事などは十分に注意して行ってくださいね。

さて、暑くなってきた為かここ数日毎日のように孤独死されたご遺族の方からのご相談の電話を頂いています。

多くは遺品整理の方法や相続放棄との関係そして賃貸物件での大家さんや管理会社とのトラブルといったものとなります。

暑くなってくるとどうしても増えてくるのが高齢の方の孤独死です。ご近所の独居高齢者の様子が少しでもおかしかったら地域の福祉課などに相談してくださいね。

高齢者が住んでいるのが賃貸物件なら大家さんや管理会社へ連絡して確認してもらうのもいいでしょう。

高齢者の孤独死は決して他人事ではなくすごく身近に発生しているものです。「まさかそんなことは無いだろう、、、」「ちょっと出かけているだけだろう」といった風に感じてもなるべく注意してあげてくださいね。

独居の高齢者のお宅でこんなサインが出ていたら要注意です！
◆新聞や牛乳などが数日間放置されて溜まっている。
◆玄関の前を通ると嗅いだことのないような異臭がする。
◆窓の向こうで大量のハエが飛び交っている。
◆夜間でも部屋の明かりが付いていたり、テレビやラジオの音がずっと聞こえてくる。

上記のようなサインは一般の方でも比較的わかり易いものですので、こんな状況を見つけたら迷わず警察や管理会社、地域の福祉課などに連絡を入れて様子を確認してもらいましょう。

特にお酒の好きな方はこの時期脱水症状になりやすく孤独死の危険がぐっと高まってしまいますので、ご家族やご近所に住む方は注意をしてあげてもらいたいものです。

上記のようなサインが出る前でも、「普段ならこの時間は散歩に出て必ず見かけるのに」や「朝はいつも病院に来ているのに今日は来ていない」など普段と違った様子にご近所の方や病院仲間の方が気づいて亡くなる前に発見してもらえたというケースも沢山あります。

孤独死を防ぐのにご近所の目というのは非常に有効ですので、高齢の方がたくさん住まわれている地域ではこれからの暑い時期、普段よりも少しだけおっせかいになってみてはいかがでしょうか。