名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.05.23
独りで行う遺品整理はとても辛いんです!
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
ホットコーヒを飲むと汗を掻くようになってきました。そろそろアイスコーヒー(最近レーコーって聞かなくなりましたね)ですかね。
さてさて、気温が高くなってきたとはいえまだまだ涼しい日もあり、日によっては遺品整理などの片付けも捗るのではないでしょうか。これからの時期、ご家族で遺品整理を行うなら暑さによる消耗や熱中症には十分注意してくださいね。
夏ばてや熱中症にも十分注意は必要なのですが、遺品整理では精神面で心が折れてしまうことがあります。これはなにも暑い時期に限ったことではありませんが、暑い時期は体力の消耗と併せて気力もガリガリと削られていくことになります。
遺品整理のお手伝いしているとこんな状況に出くわすことがあります。それはご両親の家の片付けをご兄妹の中の一人だけが行っているという状況です。
多くの場合が、ご両親がご実家にお住まいで子供達はみんな独立して家を出てしまい、一番近くに住んでいた兄妹のひとりが距離的にも遺品整理をしやすいから行っているという状況です。
何がおかしいの?良くあることだし、近くに住んでいるんだからそうなるんじゃないの?と思われますよね。確かに、遺品整理を行う上でご実家との距離というのは非常に重要な要素となります。
片付けに行きやすいですし、時間も融通が効き、なにより分別方法が一緒だから迷わなくても済みますしね。こんな理由からご実家の遺品整理では一番近くにお住まいの方が先頭を切って作業にあたられることが多いのです。
しかし、沢山の遺品整理の現場でお手伝いをさせて頂いていると、ご兄妹の一人が独りで孤軍奮闘されている場面に出くわします。その中には手伝ってくれないご兄妹へ不満を募らせている方も多くいらっしゃいました。
不満を私達のような専門業者に話して少しでもすっきりしてもらえればいいのですが、中には誰にも話せずに心の内に不満をどんどん溜めてしまい、最後にはポッキリと心が折れて遺品整理が手に付かなくなってしまう方も中にはいらっしゃいます。
特にこれからの季節は暑さで体も心も消耗し、それに加えてご兄妹への不満が積み重なってしまっては、故人との思い出を整理する最後のチャンスとも言える遺品整理が悲しく辛いものとなってしまいます。
遺品整理をすることで故人のご家族への想いを再認識させられたり、一緒に遺品整理をすることでご家族やご親戚の仲がより深まったという話しがある反面、手伝ってくれない兄妹や親戚等への不満や苛立ちによって親族間の仲が決裂してしまうということもあります。
もし、これからの暑い時期に遺品整理をされるご家族がいて、もしご家族の中の誰かがひとり作業をしなければならない状況になったのなら、作業を行っている方への労いの言葉をかけてあげてください。
ひとりで行う遺品整理は体力的に大変なのはもちろんなのですが、故人の思い出をひとりで処分するかどうか決めていかなければならないのは心に与えるストレスは計り知れません。
想像してみてください、故人が住んでいたお部屋で独り、思い出の写真や故人が来ていた衣類をゴミ袋に入れていく状況を、全ての遺品を持って帰れれば一番ですがそうもいかないでしょう。必ず捨てなければいけないものが出てくる。そんな思い出の処分を独りで進めていかなければならなくなったとしたら。
家族みんなでワイワイと思い出話しをしながら遺品整理を進めるのと、誰も手伝ってくれない中、独りで黙々と遺品整理を進めるのでは心に与える影響は全然違ってきますよね。
ですので、遺品整理をご家族の誰かがひとりで行わなければならない状況であったとしても、その方への感謝の言葉を伝えてあげてください。
感謝や労いの言葉を掛けて遺品整理を行っている方を独りにさせないようにしてくださいね。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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