名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.05.27
デジタル遺品整理
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は名古屋も30℃を超える真夏日となり車に乗っているだけで腕がジリジリと焼けていくのがわかる日差しの強さでした。熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
さて、昨日の朝テレビでニュースを眺めていると「デジタル遺品整理」という特集が放送されていました。見られて方も多いのではないでしょうか。
私達が普段行っている「遺品整理」は家具や家財などの搬出や貴重品の捜索など住んでいたお部屋を実際に片付けること指します。
これに対して「デジタル遺品整理」は亡くなられた方が残したパソコンやUSBに残された画像データなどを遺族が整理したり、フェイスブックやミクシーなどのSNSのページを閉鎖したり削除したりすることを指しているようです。
以前、私のブログでも書いたことがありますが、最近はネット銀行も主流になりつつあり、家族の知らない口座があったりすることは珍しくなく、ただ漫然と遺品整理をしてしまうとネット銀行の存在に気づかずに部屋の整理を終えてしまう危険性があります。
これと同じような問題がデジタル製品でも起きています。最近では旅行などで使うカメラはデジタルカメラが主流となりフィルムのカメラを使われることも少なくなりましたよね。
当事務所の遺品整理では整理中に出て来た写真はその他の貴重品と一緒にお客様にお渡しします。
何十年と住んでいるお宅ではそこに残されている写真もアルバムで1箱、2箱は普通に出てきますので必要な物を仕分ける作業も結構大変なものとなりますし、なにより古いアルバムは重たいですから持って帰るのも一苦労ですよね。
ですので、必要な写真だけを印刷でき、それ以外はパソコンやUSBなどに保管しておけるデジタルカメラの画像は場所もとりませんので非常に重宝します。
しかし、その反面デジタルカメラの画像はデータで保管されてしまうので、ご家族によってはそれがどこに保管されているのか、またパソコンなどに保管されているのは分っているけれどもログインパスワードがわからなかったり、画像データをパソコンから探し出すことが出来なかったりと、故人しかわからない状況になっていることも少なくありません。
番組の中ではデジタル遺品のエンディングノートの取り組みをされている高齢者の方も紹介されていました。
これから先、まずますデジタル化が進むことになるのは確実でしょうから、残された家族に分りやすく、かつ安全にデジタル遺品を受け継いでもらう取り組みが必要になってくるかもしれませんね。
デジタル遺品整理専門のエンディングノートではなくても、普通のエンディングノートの隅にでもパソコンのログインIDや家族に残したい画像データのありかなどは記しておいてあげるとご家族が余計な苦労をしなくて済みます。
当事務所でもパソコンのログインや画像の検出方法などのご相談に乗っていますので、もしかしたらパソコンに大事なデータがあるかも?と思われる方は見積もりの際にでもご相談くださいね。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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