名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.05.29
遺品整理現場でのご近所さん
おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
暑いけれど湿気が少なく、風もそこそこある日が続いているので作業は比較的楽に進んでいる名古屋です。皆さん発汗機能を働かせて夏に備えましょうね
さてさて、先日のことですが、2日工程でご依頼を頂いた遺品整理の際の話しです。梱包で使うダンボールや清掃道具を事前に搬入しておこうとひとりで現場に向かった時のことです。
そこは過去に何度か作業を行ったことのある市営の団地で道幅も広くトラックなどを停めても邪魔にならないので作業的には非常に行いやすい場所です。
ただ、道幅は広くても駐車禁止区域なので長時間トラック等を停めて離れることは出来ない場所でもあるのですが、実際の作業の際にはドライバーが積み込み要員として常にトラックにいますので駐禁の違反切符を切られることはありません。
今回も資材を搬入するだけでしたので5分も掛かりませんから、ハザードを付けて車を停車させ素早くダンボールの搬入を行いました。
と言っても本当に車と部屋を2往復するだけですのであっという間なのですが、その際に団地の空きスペースを利用してガーデニングをされていたご近所の方が、「あんんた○○さんとこの片付けの方かい?あそこに停めとくとすぐにステッカー貼られるよ!」と親切に教えてくださりました。
なんでも日頃から違反駐車を見つけるとすぐに連絡される方がいるようで、それを心配してわざわざ声を掛けてくれたようです。ありがたいことですよね。
遺品整理の現場ではトラックを停める際にどうしてもご近所の入り口を塞いでしまうことがあります。
もちろんそんな作業のときは見積もりの時と作業開始前に挨拶をして了解を頂いて上で作業を進めます。住宅街などではご近所の方もある程度は事情を察してくださりますので皆さん非常に協力的です。
それに加えて、故人の方の生前のご近所付き合いによっては作業中に空いている駐車スペースを利用させてくださったり、暑い時期には飲み物の差し入れまでしてくださる方もいて、大変な作業であっても乗り越える原動力になったりしています。
ご近所付き合いが希薄になっていると叫ばれて久しいですが、亡くなった後も遺品整理でご近所の方が積極的に手伝ってくれる、そんなご近所付き合いができたらいいなとこの仕事をしていると思わずにはいられません。
長年仕事一筋で働いてきた男性はどうしてもご近所付き合いが苦手という方も多いとは思いますが、特別なことをする必要はありません。
挨拶とご近所の迷惑になることをしないようにする。これだけのことでも十分です。反対に挨拶もせず、地域のルールを守らないとなるとご近所からは「よくわからない人」、「関わるのはよくない人」と倦厭されてしまうことになります。
これからの高齢社会ではご近所の協力が日常生活や孤独死を防ぐのに必要不可欠となってきますので、ご近所付き合いが苦手な人も日頃の挨拶だけでもしていきましょうね。
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
←ブログの内容が面白ければ1clickして頂けると励みになります!
にほんブログ村