名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.07.15
この時期の遺品整理は必ず誰かとご一緒に!
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
今日の名古屋は朝から気温がグングン上昇して日差しも目に痛いくらい眩しい朝を迎えました。今日はお昼頃から熱中症の危険指標がレッドゾーンを指していますので外出される方は十分ご注意ください。
さて、ちょっと前までの連日の雨が嘘のように晴れ渡り、蝉も俺たちの季節だ!とばかりに鳴き始めましたが暑いですね。
この時期の遺品整理は現場の状況もそうですが、気温の関係でスタッフの体力をガリガリ削っていきますので体調管理には非常に気を使うところでもあります。
長年遺品整理を専門に行い、何度も過酷な夏を経験してきている私達でさえ、この時期の現場は体力的にキツイものがありますので、普段肉体労働をされていないご家族が遺品整理を行う際は決してひとりでは行わないようにしてください。
以前にこんな事がありました。見積りの依頼を受けて現場に伺ってみると、一部の部屋は片付いていて一部の部屋はまるで家捜ししたかのように散らかっている状況です。
ご依頼者の方に話しを聞いてみると、最初は親戚で順番に故人のお部屋の整理をしていこうということになり、春先から少しづつ片付けを開始していたそうです。
最初の頃は順調に親戚間で、今日はどこまで進んだから次はどこまでお願いね、といった感じでそれぞれに連絡を取り合い遺品整理は進んでいたそうなのですが、新学期や決算月など家族や仕事の状況が変わってくると遺品整理に参加できない家族が出て来たそうです。
最後は定年を迎えた故人のご兄弟の方が夫婦で片付けを行っていたそうなのですが、季節は夏本場。連日猛暑日を記録する中、しかも現場は5階建ての団地でしかもエレベータがない物件です。
作業する時間を早朝のなるべく涼しい時間から暑くなる昼頃までに限って熱中症に注意しながら作業をしていたそうですが、重いゴミ袋を持っての階段の往復は容赦なく体力を消耗させていったそうです。
そんなある日気温も高くなってきた頃にそろそろ今日の作業は終えて帰ろうという話しになり、帰宅する前に水分補給をしようとご主人が飲み物を買いに出かけられ、近くのコンビニでお茶を買って戻ってみると、奥様が倒れられていたそうです。
これは大変とすぐに救急車を呼んで事なきを得ましたが、もしおひとりで作業をしていたらと思うとぞっとするとご主人は仰っていました。
今回は夫婦で一緒に片付けをされていましたので発見も早くなんとか間に合ったという状況です。しかし、私達が見積もりに伺った際に聞く話しでは、一番近くにいる人や時間の融通しやすい人などがひとりで遺品整理を行っていることがたくさんあります。
家族や親戚は忙しいからと、この時期にひとりで遺品整理を行っていると暑さや重労働ですぐに体力は尽きて、気づいたら倒れていたなんてことになりかねません。
運よく発見されればいいですが、都会ではおせっかいともとられがちばご近所付き合いではそれも期待薄ですよね。
この時期の遺品整理は私達専門家が行ってもキツイものです。長年の経験と優秀なスタッフがいるから安全に作業を進めていけますが、高齢者の方や重労働に慣れていない方は無理をする前にご相談くださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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