名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.07.30
ゴミ屋敷!?いいえお宝屋敷です。
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
朝から夜までずっと暑い名古屋ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?暑い時はなかなか食欲もわかず、ついつい冷たい物ばかり食べがちですが、冷たい物ばかりだと胃腸も弱ってしまいますので、しっかり食べてスタミナを付けていきましょうね!
さて、遺品整理では季節を問わず大変な現場というものがあります。もちろんただでさえ大変な現場を真夏に行おうとすると更に大変で、まさに全身全霊で取り組まなければならなくなります。
例えば、こんな現場はどうでしょう。
ぼかしてありますが、だいたいの感じは掴めて頂けると思います。真夏の締め切られた部屋でこれらの一見ゴミ屋敷化してしまったお部屋を片付けるのはかなり大変な作業で、作業になれている私達でもペース配分を考えなければあっという間に熱中症でダウンしてしまいます
ただ、遺品整理はゴミ処分とは違います!。ですので暑いからといって仕分けや重要そうな書類の確認を怠るわけにはいきません。
遺品整理専門会社と胸を張って言えるように、たとえどんな現場であったとしても貴重品捜索は念入りに行っていきます。
この現場はこのお部屋以外にも荷物で溢れてしまったお部屋や家具や布団を詰め込みすぎて開かなくなってしまった押入れと確認する箇所は山とあったのですが、丁寧な確認作業の結果かなりの大金が見つかりました。
面白いのが出て来たお金のほとんどが旧札の100円札や500円札それも全てピン札で残っていました。
それらのほとんどが、ぱっと見ゴミに埋もれていたカバンや衣類、何が入っているかわからなくなっているようなタンスの中から発見されていますので、やはりゴミ屋敷化しているお部屋の貴重品捜索は欠かせません。
お札以外にも外国の記念金貨なども結構な数が見つかっていましたので、換金したらひと財産になるのではないでしょうか。
お客様も以前に金貨がどこかにあると言われいたのは覚えていたそうですが、この現場を見た瞬間そのお話も冗談と思っていたらしく、実際に金貨が見つかったときは「あの話しは本当だったのね~」と感心されていたご様子。
今回の現場のようにゴミ屋敷化しているお部屋から実際に大金が見つかることは決して珍しくありません。なぜならゴミ屋敷に出来る人の中にはお金が余っているので物を買いすぎているという方も多くいらっしゃり、そんな方ほどお金をどこかに仕舞ったまま忘れしまうものです。
タンス預金のつもりが生活をしていく内に荷物で塞がれ取り出すに取り出せなくなり最後にはタンス預金の存在を忘れてしまう。冗談のようですが遺品整理の現場では良くある話しです。
特に亡くなられて方が高齢だった場合ですと認知症等で上記のような傾向が強くなりますので、忘れてしまう前にエンディングノート等で記憶を補完したり、大事な物や実は価値があるような物が家に残されているならご家族に伝えておきましょうね。
品物によっては愛好家しかその価値を見出せないような特殊な品もあったりします。
家族だって一目みればその価値がわかるだろうなどとは思わず、ちゃんと言葉や文章で伝えてあげてくださいね。でないと、遺品と一緒に処分されてしまうなんてことになりかねませんよ。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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