名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.09.15
思い出の品にはその方の人生が詰まっています!
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日見つけたラーメン屋さんが非常に美味く、久々の当たりを引いた気分だったのですが、この歳になるとスープを最後まで飲むと血圧が!?と考えてしまいます。歳は取りたくないですね。
さてさて、遺品整理をしていると様々な物が見えてきます。その方の性格や家族との付き合い方、趣味は何でインドア派なのかアウトドア派なのかなどなど、お部屋にはその方のこれまでの人生がぎゅっと凝縮されているようにいつも思うのですが、そんな中で故人が生きてきた時代を感じるものに出会うことがあります。
以前のブログにも書いていますが、ある人の遺品整理では真剣やサーベルが沢山出てきたことがあり戦前の将校さん?と思われる方の厳しい時代を伺わせる写真や品を遺品の中から発掘したこともあります。
そんな時代を感じる遺品の中で良くあるのが「マイボール」ボーリングの球ですね。今でも人気のボーリングですが、以前はもっともっとプロボーラーが活躍していてボーリング場も賑わっていましたしテレビで試合の中継も流れていたと記憶しています。
今でも各地で中継などされているとは思いますが、以前に比べたら下火になっているのではないでしょうか。
そんなボーリング人気が最盛期の頃を駆け抜けて来られただろう年代の方のお部屋の遺品整理に立ち会うとバックに入った「マイボール」が良く遺品として出てきます。
ボーリングの球とは気づかずにバックを持ち上げようとして思わぬ重さに「おうっ!」と叫んだ回数は数知れず、マイボールを見つける度に故人もボーリングが趣味のひとつだったのかな?と考えたりしています。
普段は生前整理、事前整理と整理、整理と色々言っていますが、何がなんでも捨ててしまえば良いというわけではありません。
自分の生きてきた時代を反映する思い出の品まで捨ててしまってはこれからの人生の彩りも薄れてしまいますよね。
子供は将来を見て、大人は現在を見る、そして老人は過去を見ると言いますが、高齢になってからは新しい思い出よりも過去の楽しかった頃の思い出を大事にされている方も沢山いらっしゃいます。
そんな方の思い出の品を「整理、整理」と言って家族がどんどん捨ててしまうとその方の人生そのものを否定してしまうことにもなりかねません。
生前整理や事前整理は大事ですが、整理する際はご本人さんの思い出話しを聞きながら、大事な思い出の品なのかどうかをそれとなく確認して進めてあげてくださいね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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