名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2015.10.15
DV 別居 遺品整理
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
10月に入ってマイナンバーの話題がテレビを始めいろいろな所で出てきていますよね。こういった新しい制度が始まると必ず出てくるのが詐欺事件。既にマイナンバー騙った詐欺で被害も出ているとのことですから皆様ご注意くださいね。
さて、話し変わって遺品整理のお話し。遺品整理をご依頼頂くお客様にも様々なご事情があります。
高齢で遺品整理をする体力がないから代わりにお願いしたい。遠方に住んでいて遺品整理の為に何度も足を運べないので代わりにお願いしたい。貴重品捜索を家族だけでする自信がないので一緒に探してくれないか?などなど、ご依頼者の方は様々なお悩みを抱えて当事務所にご相談のお電話を掛けてくださいます。
そんな中でのある遺品整理のご相談のお話し。別居中の旦那が孤独死して部屋を片付けたいのだが一人で入るのは恐いので見積もりの時に一緒に確認して欲しいとのご依頼です。
なんでもご相談者の方は夫のDV(家庭内暴力)が激しかったらしく身の危険を感じて別居をしていたそうです。伺ったご自宅はまだ新築では?と思える位に綺麗なお宅でした。
ただ、一歩玄関をくぐってみるとそこは外観からは想像できないような全く異なった光景が目の前に広がっていました。孤独死現場特有の臭いや虫はこういった作業現場では珍しくもありません。
しかし、室内の様子は普段の特殊清掃現場とは異なった様子がはっきりとわかります。
まず、壁が穴だらけで、いたるところの壁にこぶし大の穴が空いています。次に扉という扉の兆番がまるで捻じ切れたかのように歪み扉の開閉はまともにできません。
その他にも真新しいカウンターキッチンの下に設備として付いている食洗機の扉がまるで足で踏んだかのように傾いていたり、各所の硝子が割れていたりと、孤独死の現場も含めるとまるでホラー映画のワンシーンのような光景が広がっていました。
DVを原因とした別居からの遺品整理というのは意外と多いもので、私自身何度もお手伝いをさせて頂いた経験があります。
それらの多くの現場が今回のように室内の物や壁などに同じような攻撃の跡が残っていることが多く、中には仏壇が粉々になるまで破壊されていた現場すらあります。この力が人へと向かったらと思うとぞっとしますよね。
ただでさえ体力や神経を使う遺品整理作業。そんな作業を異常な状況の現場で独りで作業を行っていると作業を行っている方の精神もへばってきてしまい、どんどんと暗い思考へと傾いていってしまいます。
ですので、もし人には話せないようなご事情を抱えていて遺品整理にお困りでしたらご相談くださいね。遺品整理専門の行政書士がお手伝い致しますよ。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や相続相談・賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くだいさいね。
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