名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.01.07
今年は生前整理してみませんか?
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
今年は本当に暖冬ですね。天気もいいし気温も高い。明日くらいから寒くなるようですが、冬らしくない冬と皆さんおっしゃってますね。事務所近くのご隠居と話をしたときは「寒い時期は寒くなきゃ鍋の味も落ちるよ!」と冬の食べ物を熱く語られていたのが印象的でした。
さてさて、新年を迎えるにあたって昨年の年末には大掃除を頑張られた方もたくさんいらっしゃると思います。大掃除となるとやはり日頃とは気分が変わってちょっと大胆に荷物を整理しようかなと考えたりもしますよね。
この服はもうきないしこの機会に処分しよう。たまにはタンスの中でも整理してみるか等など、私自身日頃からなるべく無駄な物は買わないようにして、すっきりとした生活を心がけてはいますが、いざ大掃除をしてみると意外と処分する物が出てくるものです。
年末の大掃除は世間一般の行事でもありますので家族総出で行いやすいイベントです。大掃除なんだから無駄な物はこの機会に処分しちゃいましょ!と日頃はなかなか言えない「これも捨てたらどうなの?」の言葉も言い易い雰囲気がありますよね。
遺品整理の仕事をしているとお客様の中に「これはどうしたらいいんだろう、、、、」と写真や故人の愛用品などを前に途方にくれてしまうご家族がいらっしゃいます。
「両親が亡くなった後のことを話すのはなんとなく気がとがめて後回しにしてしまった」「もっと色々話しをして希望を聞いておくんだった」などの後悔の言葉も現場では良く聞かれます。
最近はエンディングノートと呼ばれる遺言書とは違った法律的な効果はないけど、家族へ宛てたメッセージや葬儀の希望などを書くノートがありますよね。
こういったノートなどを活用していく環境も整いつつはありますが、まだまだ利用者数で言えば少ないのが現状です。ノートは買ったけどまだ書いてないという方も多いのではないでしょうか。
故人の遺品を前にどうしたらいいのか分らないからとりあえず自宅に持って帰る。処分していいのかどうか分らないからとりあえずこのままにしておく。とりあえず、とりあえずが続いて結局はずっとこのままになってしまっているご家庭をたくさん見てきました。
そして、タンスのこやしになっていた何世代分ものお写真や思い出の品を子供や孫、甥や姪が頭を悩ませながら整理していくというのも遺品整理の現場では良く見かける光景です。
いくら会った事もなければ見たこともない親戚の写真とは言えゴミで処分するには気がひけますよね。そして古い茶器などがタンスの奥から出てこれば「これはなにか謂れのある大事なものなのでは?」と頭を悩ませる原因ともなります。
そんな面倒を子供や孫などにさせないためにもご自身の荷物の整理はご自身が元気な内に進めておきましょう。
もちろん、趣味の品や旅行の思い出などいますぐには手を付けられないものもあるはずです。そういう物は家族に日頃からどうして欲しいのかの希望を伝えておいたり、言葉で伝えるのが照れくさいのなら、それこそエンディングノートなどに希望をしたためておきましょうね。
そうすれば万が一の時でもご家族が無駄に悩まなくてすむようになります。年も改まって気分も一新、今年は生前整理してみませんか?
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