名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.02.01
原状回復に関する相談対応研修会へ参加
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
はやくも2月突入ですね!さすがに正月ボケしている方はもういらっしゃらないと思いますが、今年も残り後11ヶ月(笑)頑張っていきましょう。
さて、先週末のことですが、「民間賃貸住宅の賃貸借関係をめぐるトラブル相談対応研修会」なるものに参加してきました。この研修は毎年、国土交通省の補助事業の一環として行われているもので研修参加費費無料!という素晴らしい研修だったりします。
ちょっと早く着いたのでまだ席はガラガラですが、定時にはほぼ満席でした。ちなみに私の後ろの席には愛知県行政書士会ADRセンターのセンター長が座っていらっしゃってちょっとびっくりしました
さすが国土交通省の補助事業!分厚い資料が無料で配布です。毎年これをカバンに入れて持って帰ると手が痺れるくらい重い、、、、、
今回の研修会では弁護士の先生お二人と行政書士の先生がそれぞれ、「賃貸住宅標準契約書(改訂版)」、「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」、「民間賃貸住宅に関する相談対応事例集(改訂版)」について解説されていました。
特にこれからの時期は入退去のシーズンとなりますので、契約書の作成の際の注意点や入居時のチェックポイントなどについて細かく解説されていました。
私達の遺品整理の仕事においても原状回復に関しては密接に関わってくるところでもあり、孤独死や自殺が起きてしまったような場合はご依頼者の方からの相談も多くなります。
各先生方の解説の最後には質問時間が設けられていましたので、これ幸いと日頃から疑問に思っていたことなどを弁護士の先生方へと質問させて頂きいろいろと参考となる回答を頂きました。
三人の先生毎に質問していたので司会の方は、またあなたですか、、、といった感じになっていてちょっと申し訳なかったのですが、原状回復に詳しい他の先生方の考え方を聞ける貴重な機会でしたので、恥も外聞もかなぐり捨てて質問させて頂きました
そして、今回からの初の試み、グループディスカッション!書士会などの研修でも色々とグループディスカッションを行ってきましたが、正直なところ苦手というか嫌いな部類のものです。
しかし、不思議ですよね自分の仕事と直結すると思うと楽しみで仕方ありませんでした。参加者はAグループとBグループとに分かれてそれぞれ事前に提出していた質問に沿ってのディスカッションでしたが、私のグループは奈良や山口、岐阜と遠方から参加された建設課や市民相談センターの方など日頃、入居者から相談を受ける窓口の方が参加されていて、議題もなかなかに対処の難しい話題でディスカッションも盛り上がっていたと思います。
私も孤独死と原状回復に関する質問や民法改正で導入予定の連帯保証人の極度額に関する質問などをさせて頂き貴重な時間となりました。
ただ、いかんせん時間が短い!今回初の試みということもあったからでしょうが討議時間が30分しかなく、それでもオーバーして50分ほど掛けて話しあっていましたがそれでもまだまだ時間が足りなく感じていましたので次回はもっと時間を取って頂けることを期待しています。
民法の大改正が行われると現状のガイドラインでは規定していないことも出てくるのでまた改定が行われることとなりますのでちょっと楽しみですね。
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